ホセ・ラミレスVSホセ・セペダ LIVE

時代が時代であれば王者になっても不思議ではない実力者のセペダだが、相手はゾンビタフネスの難攻不落、ホセ・ラミレス。勝つには明らかに技術で上回るか、奇跡のKOしかないだろう。ラミレスは地元での大歓迎、ガン撲滅イベントの主役、階級の統一とその先のウェルター級の進出と夢のあるいい話しか聞かない。やはりゾンビな底力を発揮するのだろうか。

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ラミレス
9
9
10
9
9
9
9
10
10
10
9
10
113
セペダ
10
10
9
10
10
10
10
9
9
9
10
9
115

2019年の日本人は負けてばかりですが、本場での本当の戦いばかりで勇敢です。
国内で民放枠でぬくぬくと予定調和な試合とは次元がいかに違うかを思い知らされます。
これが本当のボクシングです。

この試合は岡田VSベルトランと似て、セペダのセンス、スピード、スキルは世界レベルだとおもうが、鬼フィジカルのラミレスに通用するのかというのがポイントです。アントニオ・オロスコも強かったもんな。今日はメインが早いのかな。やっぱりもうメインです。昨日と違いすぎて感覚が狂う・・・

セペダは自分のスピード、スキルでラミレスのエンジンがかかる前に先行していくしかない。ラミレスに付き合うと潰される。
確かに紫だけど、白いシャツにリボンしてないじゃん、Tシャツじゃん。歓声はすごい。

セペダ
30勝25KO1敗(脱臼)立派です。
セペダの方が五輪代表といえそうなきれいなボクシングをします。

1R

小さなセペダがリングをサークリングしながらジャブを出す
ラミレスはジリジリプレスをかけるがほとんど手を出さず様子見。
セペダ陣営にはラミレスの元トレーナーのフレディ・ローチ

セペダ10-9

2R

セペダの足と敏捷性にラミレスはやや遅れているかな。
プレスはかけるがそこから手が出ない。
セペダはプレッシャーに下がるも横に動いて的を絞らせない。
仮想パッキャオでメイウェザーのスパーリング相手を務めただけある。

25KOと技巧だけじゃなくセペダのパワーを警戒してるのかな。
徐々にラミレスが詰めてダイナミックなボディを打ってくるが
ジャブと足でコントロールした

セペダ10-9

3R

意外や静かな立ち上がり。
セペダが上手くコントロールはしてるがやや腰が引けている。
ラミレスは迫力はあるが、モーションが大きい。
まだ全くノーダメージだろうが、不器用?

ラミレスのプレスに腰が引けているセペダだが闘牛士のような
ファイトはできているかな。
ラミレスのプレスに観客の後押しで

ラミレス10-9

4R

ラミレスのプレスが効いているようで
合わせるセペダのクリーンヒットの方が多いかもしれない。
このパンチが重ければわからない。

ラミレスはセペダのスピードと意外と長いジャブや踏み込みにやりにくそう。
それでもラミレスの突進、頭を嫌がるそぶりが顕著

セペダ10-9

5R

セペダの戦略はラミレスと打ち合う気はさらさらなく
闘牛士のごとく逃げてジャブ、カウンターなのかもしれない。
つまらないがまずまず成功している。

ラミレスはいつものようにスパークできない。
セペダにスキルとパワーがあるからかな。

それでもラミレスが徐々にプレスと強打を打ち込んでいくと
仕方なく応戦していくセペダ。
この戦い方でいいカウンターが当たればいいけど。

攻めを強めたラミレスだが、セペダの術中にはまっている。苦戦だ。

セペダ10-9

6R

冷静にヒットをみて採点しているが
ラミレスの歓声がすごいので、攻めてるラミレスのポイント優勢かもしれない。
しかし逃げられてコツコツ被弾しているのはラミレスの方だ。

巧いのはセペダだ。フィジカル、パワーは圧倒的にラミレスか。
セペダは逃げながら合わせるボクシングなのでジャッジに支持されるかどうか。

打ち合いたいラミレスとそれをさせないセペダ
ペースはセペダだろう。

セペダ10-9

7R

ラミレスのいつもの打ち合いにならないので
会場がヒートアップしない。
バッティングでラミレスカット。攻めてるが空転させられている。

逃げスタイルのセペダだが、パワーがあるのが厄介か。
セペダがすごいクラウチングスタイルからラミレスをイライラさせている。
セペダのボクシングタイムと言われている。

歓声は圧倒的にラミレスだが
セペダ10-9

8R

ラミレスはこれだとテイラーやプログレイスに劣勢だろう。不器用だ。
強引に攻めていく時間になった。
やっとその強引さがセペダを圧倒しつつある。
セペダの戦術は変わらないが、強いパンチも持っている。

ラミレスが強引に倒しにいって優勢も
セペダも意地で打ち返す。
一気にヒートアップ。
セペダ苦しくなってきた。

ラミレス10-9

9R

打ち返すセペダもKO率が高いのでわからないが
ラミレスタイムになってきた。

ラミレスは強引に潰すしかなく
セペダは劣勢になるがいいタイミングとパンチを持っている。

いい打ち合いになってきて、セペダの方が上手いくらいだが
こうなるとラミレスの勢い、パワーが優勢にみえる

ラミレス10-9

10R

ラミレスタイムの打ち合いだが、セペダが上手くコントロールして
ラミレスの爆発を封じ込めている。
それでも派手なヒットでは

ラミレス10-9

11R

残りを明確にとればセペダが勝てる試合と
個人的にはおもう。

しかしラミレスの超地元なので採点はわからない。

またバッティング。

ラミレスがガンガン打ちにくるも
それをいなして打ち返すセペダのパンチの方が有効ではないか。

セペダ10-9

12R

ラミレスファンやムード、ガン撲滅メッセージ
などには申し訳ないが、このまま判定だとセペダだとおもう。

狂暴なラミレスをいなしてコツコツヒットしたのはセペダの方だ。
ラミレスは攻めたがいいところを消された試合だ。

ラミレスの攻勢が上回ったが、セペダの左ストレートもヒットしている。

最後はラミレスがラッシュして優勢をアピールするも
冷静にみたらセペダの試合ではないかな。

ラミレス10-9

フェアにみるとセペダが勝ったとおもう。
ラミレスムードの試合なので結果はわからない。

ラミレスは攻めの選手だが、その距離でいなされたり速い抵抗にあうと
足や俊敏さがあるほうではないので逃げられるし逆にいいのを食らう。

根性とタフネスはすごいが、もっとスキル、センスのあるスーパーライト級はいそうだ。

114-114
115-113
116-112

ラミレス

これはラミレスボーナスだろう。
この会場ではこうなる気がした。

サタデーナイトと違ってサンデーナイトは試合進行が早いのか、今日はもう終わってしまった。
岡田の敗北は悔しいが、元世界王者を相手に勝利まであと一歩、痛烈にKO負けはしたが岡田のいいところも全て出たので仕方ない。

来週は恒例のサタデーナイトの他に、フライデーナイト(日本時間土曜日)にロブ・ブラントの初防衛戦があります。相手が謎だが、村田に勝った男がミドル級のエリートレベルなのか見届けよう。

お疲れさまでした。

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