行って参りました。
試合前に水道橋のショットバーでターキーを3杯飲んで気合いれ。
会場にはロマゴン、山中、村田、井上兄弟などもいました。
試合は内藤の試合後の言葉の通り
「はっきり取られたラウンドはなかったと思うけど、はっきり取ったラウンドもなかった」
というきわどいもので、帝拳の王者という肩書がなければ結果は逆に出てもおかしくない接戦であった。強いていえば8ラウンドだけは内藤のアゴを跳ね上げた尾川のラウンド。
5ラウンドの公開採点で尾川優勢と出た時点で、これは何か大きく変えないと内藤は勝てないとおもったが同じ展開で終わってしまった。
尾川の方がパワーがあるので当たらずとも攻めた時の印象がいい。
内藤は捌くのは上手いがワンツーの後の手が出ない。攻勢を印象つけることができない。
尾川はどこかカネロのように、超スラッガーかとおもいきやディフェンスの方が成長した感じで、攻撃の方はあまりバリエーションがない。
あと少し距離が遠いボクシングをされたら何もできないのではないか?
内藤はやはり守備的で守り重視のため手数が少ない。ワンツーの次が出ない。尾川に左が当たらないならその次のパンチを用意すべきだった。
長谷川のような連打やラッシュ、メリハリがない。今までこれで勝ってきたから泥臭い打ち合いとかはやったことがないのかな。
あと数発コンビネーションをという時に引いてしまう。
この内容で両者の未来に明暗が別れるのは残酷だなぁ。
いい試合でしたが、あえて「勝者なき試合」ともいうべき虚しさが残りました。
どこかに守り勝つ意識が両者にあり、あと一歩の踏み込みやつなぎのパンチを封印していたように感じました。
今日のこの試合
https://youtu.be/1YuTEa4G6TU
こういうのがあるからボクシングは面白い。
インドンゴは不完全ガイドで既出ですがいままで映像がなかった。
北京代表でしっかりした下地はあったが初戦で敗退してました。
初回から最高の左を振ったのがよかったですね。
内山もコラレスのこういうのだけ気をつけたい。
トロヤ、レベデフが陥落かぁ。コバレフもベルト失ったし。まさかこういう展開になるとは・・・