if…もしも君が/エストラーダ/スペンス/バルデス

言うは易く行うは難し

ファン・フランシスコ・エストラーダVSカルロス・クアドラス2

2階級で3度の世界王者、ファン・フランシスコ・エストラーダは次にカルロス・クアドラスとの再戦が予定されているが、本人は、ロマン・ゴンザレスとの再戦、及び、王座統一戦にそのまま向かいたい意向だ。

エストラーダ
「私は過去に3敗していますが(40勝27KO3敗)そのうち2度の敗北はリベンジしています。唯一リベンジできていないのがチョコラティート(ロマゴン)です。だから彼との再戦が一番の希望です。フライ級で再戦できなかったけど、スーパーフライ級なら可能です。クアドラスには勝っているから、チョコラティートの再戦の方がいいです。クアドラスの事はもう全てわかっているから再戦の方が簡単です。」

しかしクアドラスは同意しない。

クアドラス
「私は以前より規律を守り、再び世界王者になることに飢えている。直近の試合で私が健在であることは示した。私にはキャリアがあり、若く、ジムではとても好調です。エストラーダの王座を奪うことができます。」

ザンファー・プロモーションによると、エストラーダVSクアドラスの再戦は既に合意に達しているとのことだ。初戦は僅差でエストラーダの勝利だった。

初戦は接戦だったが、エストラーダの精度が勝り、ダウンを奪う完勝だったとおもう。そこからエストラーダは頂点に上り詰め、クアドラスは薬物中毒でリハビリに入った。両者の充実度、勢いは全く違うが、体格優位はクアドラスであり、集中力とスピード、多様性を駆使すればエストラーダやロマゴンに勝てなくもないいいものをもっているだけに惜しい男ともいえる。

どれだけ心身共に成長したかが鍵となる。
最後のチャンスだろうが、クアドラスは恵まれている方だ。

エストラーダは総合力の万能派で、若さと充実度でロマゴンにリベンジする可能性が高い。しかしアジアな私はシーサケットとの初戦はパワー負け、再戦はシーサケットが右だったから勝てただけだと感じている。

フロイド・メイウェザーVSエロール・スペンスJr

43歳で完全引退を決めたメイウェザーが30歳のスペンスと戦うことは決してないだろう。しかし両者が全盛期だったと仮定した場合、スペンスは自分が勝つと主張している。

スペンス
「100%集中し、自分がピークの状態ならばフロイドを倒せるとおもっている。フロイドは精神力がタフなんだ。俺が戦うならばジャブを多用する。デラホーヤもジャブをもっと使うべきだったんだ。ジャブを多用し、コンビネーションを繰り返し、ボディから顔面に繋げる。ほとんどのボクサーはまず顔面からボディを打つ。顔面にパンチが当たらないからボディを打つようじゃ、決して顔面には当たらないんだ。

だから俺はまずボディを集中して攻めて、そのあと顔面を狙う。そして体力を削っていくんだ。フロイドのメンタルは決して折れないからね。ショーン・ポーターの心を折ることが出来ないのと同じで、メンタルじゃなくフィジカルを破壊しないとダメなんだ。だから、心じゃなく、肉体を削るファイトをするよ。」

なかなか興味深いコメントだ。
心を折るんじゃなくて、失神、全てを破壊すればいいのだ。

オスカー・バルデスは今、WBCスーパーフェザー級王者のミゲル・ベルチェルト一人に集中しているが、かつては長い間レオ・サンタ・クルスとの戦いを求めていた。

バルデス
「俺はずっとサンタ・クルスと戦いたかった。しかしボクシングの政治が邪魔をした。彼はPBCでプロモーションの違いをアピールしていたけど、代わりにミゲル・ベルチェルトと戦うチャンスを掴んだ、相手に不足はないよ。

けれど最終的に、いつかサンタ・クルスと戦う機会があるなら、スタイル的にとてもエキサイティングな試合になるよ。ロサンゼルスのファンはこの試合を楽しみにしているだろう。俺はいつでも歓迎だ。次にジャーボンティ・デービスを予定してるみたいだけど、ライト級なら断然デービスが有利だろうね。」

両者ともにスーパーフェザー級では何者でもないのだ。
フェザー級時代も微妙だった。
メキシカンアイドルだから優遇されているのだ。

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