デビン・ヘイニーVSワシル・ロマチェンコ/中谷潤人VSアンドリュー・モロニー LIVE他

やっと今から視聴、中谷はインパクト十分のKO勝利、堪能しました。

123456789101112R
ヘイニー
9
10
9
10
9
9
10
9
10
9
9
10
113
ロマチェンコ
10
9
10
9
10
10
9
10
9
10
10
9
115

1R

両者コンディションはよさそうだが
査定のロマチェンコに対し手を出していくヘイニー

なので有効打はなくともヘイニーか
しかしプレスをかけているロマチェンコを推す。
今日のロマチェンコは積極的

ロマチェンコ10-9

2R

体格差は顕著だがロマチェンコのディフェンスは鉄壁。
激しいペース争いもコーナーに詰めるとロマチェンコの連打がいい。
ややヘイニーか

ヘイニー10-9

3R

激しいペース争い。回転はロマチェンコ
ヘイニーはボディも交えている。

終盤、ショートで互いのパンチがカウンターで入るも
怯んだのはヘイニーか

ロマチェンコ10-9

4R

ハイペースなので若いヘイニーの方がスタミナがありそうだが
今日のロマチェンコは覚悟を決めて調子がよさそうだ。

両者の反応がすさまじく、未だペース争いが続く
優劣つけがたい。そんな時は

ヘイニー10-9

5R

運動量はすさまじいが有効打はまだない。
ヘイニーが一発当ててもロマチェンコはそれ以上しつこく返していく
スタミナ的にロマチェンコ厳しそうだがポイントは

ロマチェンコ10-9

6R

互いに隙の探り合いで接近するとややロマの方が手数が多く執拗。
ロマの左ストレートが決まる。効いたパンチではなくヘイニーはなんともない。
スタミナがきつそうなのはロマチェンコだが、ヒットは

ロマチェンコ10-9

7R

判定確実かなぁ、強打がヒットする気がしない。
ずっとハイテンポのペース争いが続く。

強打はヘイニーだがコツコツはロマチェンコ。

ロマチェンコは出入りで出るときはやや休んでいる。

ロマチェンコの入り際にヘイニーの右
相打ちのようで効いたのはロマチェンコか

ヘイニー10-9

8R

まだ互角、ヘイニーにスタミナ、体力がある。
ロマチェンコは疲れるだろう。

ヘイニーに体力的な余裕を感じるが
ヒット自体は

ロマチェンコ10-9

9R

KOの匂いはしない。
ほとんど強打がヒットしない両者。

軽いパンチで捉えるのはロマチェンコだが、ボディや強いパンチを入れるのはヘイニー。

心情的にはロマチェンコだが、冷静にみると

ヘイニーかな

ヘイニー10-9

10R

ヘイニーはロマチェンコのパンチ、体力は効かない感じだが
自分のパンチもなかなか当たらずペースをとれない。

ロマチェンコは万策尽きた感じだが、ショートでのしつこい回転力で
ペースをわたさない。ポイントアピールもこれで出来ているかもしれない。

コツコツで見せ場を作るのは

ロマチェンコ10-9

11R

コツコツはロマチェンコ
より効果的なパンチはヘイニー

といった感じ。

判定臭が漂うが、目を離せない展開が続く。

ロマチェンコの左でヘイニーがバランスを崩す。
効いたわけではないがヘイニー見栄えが悪い。

もう11Rだからロマチェンコのスタミナは大丈夫だろう。
ロマチェンコは勝負をかけている。

ヘイニーはロマチェンコの圧に押されながら対処しているが
ここははっきりとポイントをとられた。

見せ場を作った後に休みを入れるロマチェンコが狡猾。

ロマチェンコ10-9

LAST

効いたパンチはないが
ヘイニーがはっきり打ち勝ったシーンがなく
ロマチェンコが自分のファイトを貫いているという点で
ここまではロマチェンコのゲームだろう。

ほぼ互角で体力的にはヘイニーが上だが
ベテランの狡猾さを凌駕するパフォーマンスは発揮できなかった。

ヒットはヘイニーも積極性はロマチェンコ

ヘイニー10-9

自分の採点がどうなったかわからないが

ロマチェンコが主導権を握り、支配しようにみえた。

116-112
115-113
115-113

ヘイニー

そう出たか・・・

今バルデスとロペスの再戦

方や2階級王者と敗北多き無冠の戦いですが、互角かロペスが上なんじゃないでしょうか。
しかしポイントはバルデスらしい。

初戦も再戦もロペスの方がジャブや動きが多彩で上にみえる。
ロペスがコントロールしているようにみえるがポイントはまだバルデスのようだ。いかんなぁ。
会場の採点ではロペス判定では勝てないぞ。勝利を確信し、やや流しているみたいだが。

10回、バルデスのパンチで鼻が折れたか、効いたそぶりをみせてしまうロペス

ロペスの勝利を支持したいが、ジャッジ次第だろう。

98-92
98-91
97-93

バルデス

優遇されている。

デビン・ヘイニーVSワシル・ロマチェンコ

ヘイニーが4冠統一王者であり29勝15KO無敗のパーフェクトレコード
身長173センチ、リーチ180センチの未だ24歳

ロマチェンコは元統一王者で17勝11KO2敗
身長168センチ、リーチ166センチの35歳

5年前であれば、五輪2連覇、アマチュア396勝1敗というロマチェンコが絶対的といえたが、歳月が過ぎ状況は変わった。さらに5年前であれば邂逅はなかったかもしれない。それくらい両者のナチュラルな体格差は違う。

ヘイニーは負けないに特化した退屈なスタイルだが、タンクのような怖さもシャクールのような難解さも感じない。たまたま今4冠王者でいるだけで、3人の無敗の米国黒人の中では一番華がないようにみえる。

しかし得てしてそういう男こそ負けにくい、結果を出すのかもしれない。アンドレ・ウォードがそうだったように。

予想というより期待はロマチェンコ、前戦はジャーメイン・オルティスという無名に際どい試合だったが、運動量や反射神経が全盛期より若干落ちており、何より体格、パワーが脅威ではなく、ロマチェンコ独自のスタイルというのがかなり研究され、読まれているようにみえる。

小さいので、結局は接近してパンチを当てるしかないのだが、左右に目まぐるしく動き、多彩な角度と回転で空いた隙をチョコチョコと突いてくる。この孤高のスタイルでアマチュアを席巻、脅威の成績を残したが、トッププロには見極められつつある。

パワーで威嚇し、スピード負けせず反応すれば、ロマチェンコは容易には近づけない。お見合いの時間が長くなる。相手の圧力、パワー、体格が小さなロマチェンコにはきついのだ。

デビン・ヘイニーは若く今が全盛期といえるかもしれないが、勝ちを優先し無理をしないのが特徴だ。勝てばいいという安全第一のファイトを選択する。

しかしシャクールと違い、何度か効いたところやピンチも目撃しているので、余裕がない、あれが精いっぱいともいえそうだ。

ロマチェンコとしては豊富な運動量、機動力で積極的に仕掛けていきたい。待ち、お見合いの時間が多くなると、何もなくともヘイニーにポイントがいきそうだ。

ヘイニーが焦って手を出さざるを得ない、前に出ざるを得ない、ポイントで劣勢、という状況を序盤で作れるかがロマチェンコ勝利の鍵だろう。

前半様子見で後半勝負ではテオフィモ戦のように手遅れとなる可能性が高い。

機動力命のスタイルにして35歳では厳しいがライト級4冠統一王者はロマチェンコにこそふさわしい。

無敗の若手を下し、再びの戴冠を期待する。

中谷潤人VSアンドリュー・モロニー

中谷は中卒でボクシング一本で生きてきた筋金入りであり、海外修行も豊富なので、普通に海外で試合が組まれ、勝ち切ってしまう、そういう意味では井上尚弥より海外慣れしているといえ今回も自然体だ。

戦い方、勝ちっぷりが尋常ではなく今までの日本人にはないスタイルなので大器を予感させるが、これまでの相手にそこまでの強豪はいなかった。

そういう意味で、アンドリュー・モロニーは一度は王者になっているし、ジョシュア・フランコと何度やっても引き分け相当な際どい試合をしており、基本に忠実なオーソドックスという点からも、対戦を避けられた井岡一翔と同等の実力者とみなしている。

突き抜けた強さはないが、基礎がしっかりしており欠点が少ない。ジェイソンと双子で実力も拮抗しているんじゃないかな。

なので、中谷潤人という怪物候補の真価を計る相手、試合と捉えている。

これに接戦なら現状はこの程度の実力
圧勝なら、エストラーダやロマゴンにも勝てる可能性が広がる。

中谷にとってははじめてのSフライ級だが、体格からしてここもキャリアの通過点だろう。大きくて攻守に優れた難解なサウスポーだとおもうが、スピードはそんなに感じない。

どのような試合をみせるだろう。

オスカー・バルデスVSアダム・ロペス

バルデスの再起戦は過去にダウンを奪われ接戦だったロペス。ロペスはフルトンと接戦、ドッグボゥに勝ちでもいい内容だったりと実力者だが結果に恵まれない。最近激しい負け方をしておりダメージも心配だ。

バルデスは人気者だがSフェザーでは怖い存在ではない。ロペスは伸び伸び、おもいきり戦って欲しい。

ジェレミア・ナカティラVSレイモンド・ムラタヤ

シャクールには完敗したが、ベルチェルトを下してアメリカで需要がまだあるナカティラと無敗プロスペクトのムラタヤ。ムラタヤはアマではライアン・ガルシアに何度も勝っており、こっちが格上だとおもうが、プロでは地味だ。

普通に超強いが、スタイルもかなり普通なので、曲者のナカティラ相手にどのように戦うだろうか。プロスペクトというのはたいていこのあたりのサバイバルで真価が問われることになる。

まぁ、両者ともに、運とタイミング次第で王者になれる実力を備えてはいますが。

少し前までは

オスカー・バルデス
ミゲル・ベルチェルト

は特別な世界王者といえる立場でしたから。

ロマチェンコと中谷の勝利を祈ってその時を待ちます。

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コメント一覧
  1. 適正階級じゃないからロマは負けたとか言う人が多いけど、その意見もどうなんだとも思う。
    仮にそれが間違っていることを証明しようと思ったらヘイニーが筋量落として下の階級で勝つ以外ないわけで、
    ライト級で王者になれるんだからわざわざ階級落とす必要もない。
    仮に体格差があったとして、それが勝敗に全く影響がない範囲であることを0とし、逆に明確に勝敗を左右した状態を1とする。
    0ではないのかもしれないが1なのか0.5なのか0.8なのか判断できない。

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  2. 色々感慨深いが、中谷VSモロニーのレフリーストップは遅すぎ、ムラタラVSナカティリャのストップは早すぎ、ロマとヘイニーのジャッジはヘイニーに寄り過ぎにおもう。

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  3. 海外でもロマの勝利が盗まれたっていう意見が多いですね
    見ごたえのある良い試合でしたが、自分的にもロマの2ポイント勝ちでした
    現地で見たらまた違うのかなと思ったら現地観戦していたリナレスもシャクールも明らかにロマの勝利が盗まれたと言ってますね
    ヘイニーも間違いなく良かったですが流石にジャッジの116-112は酷いなと思い調べたら
    タンクvsガルシア戦のダウンのある2ラウンドで10-10を付けた人でしたし、ジャッジの質に問題があるのは間違いないですね

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    • 普通はノックダウンを取った選手が優勢にラウンドを進めているので、2ポイントの差が出る。あの試合の2ラウンドはタンクのノックダウンが無かったら、ガルシアの10-9で、誰も文句は言わなかったはず。でもタンクのノックダウンがあったので、8-10でタンクだと思う人がいるが、ノックダウンはあくまでも1ポイント。2ラウンドの大半はガルシアが優勢に進めていたので10-9ガルシアにタンクに+1ポイントで10-10。

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      • 匿名だからと間違った情報を流布するのは止めた方がいいですよ
        普段からボクシングみてれば分かると思いますがどれだけ優勢に進めていたラウンドでもダウン1つ貰えば10-8になります
        そもそもボクシングの採点はあくまで減点方式であり加点されることはありません。あなたの理論のダウン無視して10-9ガルシアでタンクに+1ポイントで10-10はあり得ないことです。
        念のため言いますが他の2人のジャッジや採点付けた全てのメディア関係者(ボクサー含む)が10-8です。

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        • まず、私の話はボクシングプロモーターのリック・グレイジャーがヘイニーロマ戦後に、ちょうどジャッジの話になり、その時に同じようにそのジャッジが話題にあがり、リックが話していた事をそのまま書きました。 
          二人が10ー8、一人が10-10 その10-10をつけたジャッジは試合後に罰せられてません。つまり、あり得ることで問題はありません。そして無条件で10-8をつけないといけないという思い込みが広がっているだけで、10-10をつけても問題はありません。

          個人的には9-9にするべきだと思いますけど

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  4. 中谷の試合は11時頃だと勝手に予想して飯食ってたら終わってた・・・やっちまった。

    ヘイニーvsロマは予想してた展開よりは楽しめました。ヘイニーはロマのアングルに対応してたし、ボディーに狙いを絞ってポイント稼ぎ。ロマも前半から結構飛ばして拮抗した戦い。採点つけなかったけど、印象としてはドロー。でもヘイニーの勝利でも、ロマ勝利でも、どっちとも取れるので、どっちが勝っても問題ないです。俺の中ではドローだけど。
    ヘイニーは私の予想以上の戦いを見せてくれたし、大嫌いなクリンチもなかった。ヘイニーを過小評価していました。

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  5. 井上もいいが、激戦区という意味でライト級やSライト級からP4P選手が出てくるのが正当とおもわれる。ヘイニーやロマにその資格はあるのだろうか、やっぱタンクやシャクールの方が上か。

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  6. ライアンでは駄目だったが、ライト級の黒人3人に、ロマチェンコやムラタラが割って入れるかですね。ロマ以外はみんなまだ若い。

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  7. アンドリューがいつものように好戦的に戦ってくれると、中谷vsアンドリューのほうがロマvsヘイニーよりも盛り上がるかもしれない。

    ヘイニーのボクシングも性格も親父もクリンチも嫌いなので、ロマに勝って欲しいけど、やっぱりリーチの差で厳しい戦いになるはず。ヘイニーがクリンチを繰り返し、判定ヘイニー勝利だけは見たくないぞ

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