年齢的にはまだやれる?ロマゴンの再起戦。神の祝福があれば私はまだ続けられると、本気モード、本格的な復帰なのかイマイチわからないところが不安だが・・・
1 | 2 | 3 | 4 | R | |
ロマゴン | 10 | 10 | 10 | 10 | 40 |
フェンテス | 9 | 9 | 9 | 9 | 36 |
フェンテスは日本で散々だったが、散々だったら選ばれたともいえ、ラッキーともいえる。
神妙なバラードで登場のロマゴン
なんか最近のロマゴンは悲しそう。またやるのかという悲壮感を感じる。
1R
体格がいいのはフェンテス。
体重もフェンテスだろう。
慎重な立ち上がり、両者ジャブを突き合う。
五分もコンビネーションが美しい
ロマゴン10-9
2R
復帰戦なので慎重なのだろうがロマゴンのいつもの勢いがない。
体格のいいフェンテスの方が積極的も
打ち合いになるとロマゴンのエンジンがかかっていく。
いつもの圧倒感はないが打ち合いで打ち勝っているのはロマゴン。
激しくなってきた。
ロマゴン10-9
3R
フェンテスは早くも右目上をカット
これは偶バツか。
フェンテスはポイントでは勝てないとおもうので
全力で倒しにきている。一発に力がこもっている。
ロマゴンはいつものハイテンポ、上下の手数で圧倒している。
ロマゴンのハイテンポに耐えながら、強いパンチを狙うフェンテス
ロマゴン10-9
4R
フェンテスもカルデロンを下したミニマムからだから
条件は一緒なはずだが、ロマゴンの一発には耐えられる。
スーパーフライではロマゴンはパワフルとはいえない。
それでもコンビネーションが止まらないロマゴン劇場になってきた。
上下の打ち分けが素晴らしい。
ウーウー唸りながらロマゴンが引かずに攻め続ける。
それでもフェンテスは倒れない。
いつかレフリーストップになるかもしれない。
ロマゴン10-9
5R
接近戦の打ち合いになるまではフェンテスの方がいいくらいだが
ロープに詰めた打ち合いになるとロマゴンが強い。
ロープに詰めての打ち合いでロマゴンの右フックがカウンター気味に当たると
フェンテスは失神気味にぶっ倒れる。
しばらく立てず、強烈なノックアウト
自身がシーサケットに食らったような強烈な右カウンターで
素晴らしいKO勝利を飾ったロマゴン
一発ではなく、得意の止まらぬハイテンポ、波状攻撃で
相手を痛めつけていくロマゴンのスーパーフライでのスタイル
やっぱりニエテスと同じで、体格の壁を感じるが
技術は未だにスーパーフライでトップだろう。
パワーのあるシーサケットやアンカハスが壁だ。
井岡の方が速いけど、攻撃力はやはりロマゴンかな。
結果は一方的でしたが、打ちつ打たれつのファイトがロマゴンのスタイル。
打ち合いで打ち勝つこのボクシングがスーパーフライで耐えれられるのか。
枯れているけど美しいロマゴンの芸術的なKO勝利でした。
フェンテスこそ、歴戦のダメージを考慮してリタイアを考えた方がいい。
この時間だから、かなりの前座だったのかな。