
昨日は所用でノーボクシングデーでした。世界タイトルマッチよりもその他で気になる試合が多かったので、復習してみました。結果は全てオッズ通り、予想通りでした。ロシア、旧共産圏はやはり怖いです。未来、井上の好敵手はメキシカンとかじゃなくて旧共産圏になるのかもしれません。個人的MVPはギヤソフです。
ムラドジャン・アフマダリエフVSイサック・サラテ
オラシオ・ガルシアやカルロス・カールソンに勝ち、KO負けのないサラテはいい選手でしたが、アフマダリエフがサラテを始めてKOした男になりました。決してダウンはしていませんが。まだ5戦目ですが10戦程度で世界挑戦してくるでしょう。これはもう王者級でしょう。
孟繁龍(メン・ファンロン)VSフランク・ブグリオニ
https://www.youtube.com/watch?v=rFJKYWYUJR4
この男と張志磊というヘビー級はよくわかりません。張志磊も出場予定でしたがビザの関係でキャンセル。少しづつ対戦者の質を上げても勝ち続けています。下がり気味ですが、適格性、パワーは確実に上回っていました。
カリ・ヤファイVSイスラエル・ゴンザレス
https://www.youtube.com/watch?v=NFQuydCY_vQ
ロマゴンが負傷で12月のペドロ・ゲバラ戦をキャンセル。代わりにエストラーダに打診しているそうです。直接ヤファイVSロマゴンとなるのか、アンドリュー・セルビーがヤファイに挑戦するのか。手数ではゴンザレス、ほぼ互角の試合にみえますが・・・
ダニヤル・イエレウシノフVSマルコス・モジカ
https://www.youtube.com/watch?v=owQLbF79k84
カザフスタンのリオ金メダリスト、見た目の印象だけかもだが、スペンスらに比べると非力というかスーパーライト級程度にみえてしまうが・・・動きが立体的なのかな。圧勝は圧勝です。
シャフラム・ギヤソフVSミゲル・サムディオ
176センチとイエレウシノフより背は低いがアップライトなためか大きくみえる。イエレウシノフに敗れて銀メダルだが、こっちの方がプロでは力強く見える。この男こそ、エルガショフらを抑えて世界的に活躍したウズベキスタンのアマの雄だ。スーパーライト級とあるが、ウェルターじゃないんだ。だとしたらWBSS勢より脅威、地味でもジョシュ・テイラーより上位。ラスボスかもしれない。
相手は41勝11敗とキャリアがあるのに、いじめのよう。この顔みたことあるとおもったらかつてハビエル・フォーチュナに失神させられた人だ。あれから険しいキャリアを積んできたが、相手が強いといじめられっ子のようになってしまう人だな。
イスライル・マドリモフVSウラジミール・エルナンデス
WSBの最優秀選手であったというマドリモフ、10回戦デビューです。
デビュー戦としては強い相手で、粘りにあうも圧倒。左右にスイッチするゴロフキンのような風貌です。