スーパーフライ級の混沌とロマン・ゴンザレスの逆襲

シーサケット・ソー・ルンビサイ、もう這い上がってこれないのかなぁ、栄光はほんの束の間だなぁ。今年シーサケットって試合したっけな?

https://www.youtube.com/watch?v=w2g-O92FPm8

ロマン(チョコラティート)ゴンザレス(48勝40KO2敗)は先日15か月ぶりに横浜アリーナで試合しフィリピンのディオメル・ディコノスを2回KOで破った。32歳の元4階級制覇のパフォーマンスは良く映ったが、それでも2017年以来の試合で2ラウンドだけでは図りきれない。

ゴンザレスはこの復帰で、2020年2月にスーパーフライ級の世界王座に挑戦したいと表明した。
候補は以下の通りだ。

WBO王者 井岡一翔
WBA王者 カリ・ヤファイ
WBC王者 ファン・フランシスコ・エストラーダ

カリ・ヤファイ 26勝15KO

https://www.youtube.com/watch?v=RqkntIft_Q0

北京オリンピック代表のヤファイには指名挑戦者との対戦義務があり、アンドリュー・モロニーに対して防衛戦をする可能性がある。30歳のヤファイはかねてよりゴンザレスとの対戦を望んでおり、プロモーターのエディ・ハーンもそれを歓迎してきた。ゴンザレスが王者から陥落しても、ヤファイが彼に勝てばイギリスでの人気と地位は確立されるだろう。それがヤファイにとって多額の利益をもたらすことにつながる。

エディー・ハーンはこの試合の実現に向けて奔走すべきである。ゴンザレスが次戦で負けたり、勝って王者になったらヤファイと戦うことはないだろう。

井岡一翔 24勝14KO2敗

WBO王者の井岡は12月31日にジェイビエール・シントロンとの防衛戦を予定しているので、2月にゴンザレスと戦う可能性は極めて低い。さらに31日の防衛戦で敗れる可能性も高い。24歳のシントロンは30歳の井岡より若く有望なファイターだ。

ちょうど昨年の同時期に井岡は判定でドニー・ニエテスに敗れた。6月にアストン・パリクテを破り、空位のWBO王座を獲得した。王者のニエテスはWBO王座を放棄しバンタム級に階級を上げた。

ファン・フランシスコ・エストラーダ 40勝27KO3敗

ゴンザレスのベストチャンスは29歳のWBC王者エストラーダだ。エストラーダには今のところ試合の予定がない。しかも彼らは2012年に戦い、ゴンザレスが僅差の判定で勝利している因縁がある。彼らの再戦はビッグマッチであり、これまたエストラーダのプロモーター、エディ・ハーンが熱望するものだ。

エストラーダはゴンザレスに敗れた後、15戦14勝。唯一の敗北はシーサケット・ソー・ルンビサイに判定負けしたものだが再戦でリベンジを果たした。シーサケット・ソー・ルンビサイこそが2017年にロマン・ゴンザレスの無敗記録を崩壊させた男でもある。

これまた、ヘンテコな記事ですが、身近な話題なので取り上げました。シントロンが井岡を倒す可能性が高いと書かれてムッとしましたが、これが海外識者の認識なのだろう。

ファン・フランシスコ・エストラーダは試合予定がないのではなく、カリ・ヤファイと統一戦が決まりかけていたが、自身の怪我でキャンセル。その怪我も結構深刻で2020年秋まで試合ができないとどこかに書かれていたような気がする。

ドニー・ニエテスがバンタム級に移行とは本当なのか
そしてなぜ、ジェルウィン・アンハカスだけ完全スルーされるのか
石田が挑戦権をかけてエリミネーターやるとか言ってたなぁ。しかしアンカハスが目指すのはここじゃないだろう。

今や一番の脅威はアンハカスなのかな?

そして、シーサケット・ソー・ルンビサイ、もう這い上がってこれないのかなぁ、栄光はほんの束の間だなぁ。今年シーサケットって試合したっけな?

ニエテス
シーサケット
アンハカス
井岡

私はやっぱりアジアを応援していきます。

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