決まれば今年ナンバーワンのカードかもしれない。
https://www.youtube.com/watch?v=u6qtVTRt0Ww
レジス・プログレイスは、当初予定されたモーリス・フッカーよりも難しい戦いに挑もうとしている。
プログレイスのプロモーター、ルー・ディベラとドミトリー・サリタはレジス・プログレイスVSショージャホン・エルガシェフを検討し、放送、またはストリーミングパートナーを探している。
プログレイスVSフッカーは契約体重と金銭問題で崩壊したため、新たな相手が必要だ。
ドミトリー・サリタ
「これはスーパーライト級で最高の試合のひとつです。両者は若く、ハングリーで今がピーク、ベスト同士の組み合わせです。最も競争力のある戦いです。コロナウィルスのパンデミックがあけて、ボクシングに興味を持ってもらうには最高の試合だとおもう。」ShowTimeのスティーブン・エスピノサは、この試合の放映に関心を示している。プログレイスやエルガシェフの試合を過去に放映してきた実績もある。
両者ともに契約上ネットワークに縛られていない。エディ・ハーンのDAZNで放映されるとしたら、提供できるカードはレジス・プログレイスVSパブロ・セサール・カノだろう。
カノは2019年1月にホルヘ・リナレスをノックアウトしてアップセットを演じた。プログレイス陣営はカノとの試合も検討しているが、金銭的な問題がクリアされれば、エルガシェフとの対戦を歓迎するという。
ルー・ディベラ
「我々は確かにプログレイスVSエルガシェフを望んでいる。レジスは現在トレーニング中で出来るだけ早く戦わせたい。話し合いは続けているが今のところ明確な金銭的オファーはない。日程と相手が決まればDAZNで戦うことも可能だ。パブロ・セサール・カノも候補の一人だ。」プログレイスは元WBO王者のモーリス・フッカーと戦う予定だったが、コロナウィルスのパンデミックにより延期された。8月22日にリスケジュールされたが、フッカーは145ポンド、プログレイスは144ポンドを譲らず交渉は決裂した。元々144ポンド契約だったので、それを超えるようなら追加の報酬を求めていた。
日本人と絡みのない外国勢同士を書いても全くアクセスがないので保留していたが、レジス・プログレイスVSモーリス・フッカーは大きな楽しみのひとつだった。しかしわずか1ポンドで両者は決裂した。
大きくてウェルター級に近い形で戦いたいフッカーと、小さく、ウェルター級進出を公言しているものの慎重なプログレイスといった事情か。個人的には、ホセ・ラミレスに完敗したフッカーよりも、ブルース・リーのような快進撃をみせる無敗のエルガシェフとの試合が楽しみだ。
ショージャホン・エルガシェフは体格よく、パワフルで、WBSS出場のメンツより脅威なのではと密かに期待している選手だが、ウズベキスタンのファイターであり、強すぎるのでなかなか表舞台に上がれない選手だ。そういう立場のファイターは実は多い。
ここまで、18勝16KO、爆発的な強さをみせているが、ほぼ雑魚狩りである。
(ソニー・フレドリクソンやマイカル・フォックスら、プロスペクトも混じっているが)
雑魚は圧倒、それなりの相手には手こずっているともいえる。
五輪銀、世界選手権金の同胞、シャフラム・ギヤソフにアマで勝っていたりもする。
WBSSバンタム級がアレレ?だったように(ゾラニ・テテVSジョン・リエル・カシメロ)WBSSスーパーライト級も、出場者よりエルガシェフが不気味な存在だった。
レジス・プログレイスはジョシュ・テイラーに負けて痛恨の裏方回りになってしまったが、本来優勝できる能力の持ち主だった。リングで分析すると余裕をこきすぎテイラーの対処に遅れただけ、戦術負けのようにみえた。
世界最激戦区のスーパーライト級にはまだまだ未知数の猛者がいるが
レジス・プログレイスVSショージャホン・エルガシェフ
はマニア垂涎の好カードだ。
決まれば今年ナンバーワンのカードかもしれない。
アメリカVSロシア圏
こういう試合は禁断の果実であることが多かった。
しかし、コロナのせいでその壁が突破されるならうれしい。
アメリカのプロスペクトは大きな口を叩くが
ライアン・ガルシアもテオフィモ・ロペスもデビン・ハニーもジェルボンタ・デービスも
ショージャホン・エルガシェフ
こういう男を相手にしてからほざけと言いたい。
https://www.youtube.com/watch?v=SjoxNv9Zeq8