2023不完全ガイド:スーパーライト級

個人的にいつも激戦で好きな階級だが、見渡してみると恐ろしい面々は分散されたかな。
アンディ平岡にチャンスがあるかもしれない。

ホセ・ラミレス、セペダ、ペドラサ、テオフィモとかおなじみの名前は紹介するまでもないので省いています。

レジス・プログレイス

29勝24KO1敗 34歳

小さくみえるが減量苦みたいでコンディションが不安定、
クネクネ動いて感性抜群のファイトをするが、最近接戦も多い。
ボクシングは若いが年齢が厳しいのかもしれない。

デビン・ヘイニーをライト級に出戻りさせることが出来るか

アーノルド・バルボーザ・ジュニア

29勝10KO 31歳

Sライトにしてはゴツい。質実剛健で強いがスタイルはごくオーソドックス
10KOというパワーではない。

ショージャホン・エルガシェフ

23勝20KO 32歳

トップランカーみんなから避けられて、直接王座挑戦の運びとなりそうだが、ここが試金石だ。
ヨーロッパ、旧共産圏はチャンスが少なく、一度の敗北が重い。
マティアスとの相性は悪くないとおもう。

アンディ平岡

22勝17KO 27歳

戦績だけでいえば、かなり期待値が高い位置にいる。他の選手はサバイバル戦で敗北したりしている。
佐々木尽が名を馳せているが、ならばアンディでしょ。
戦績も年齢も体格も、いい感じ。
ただしそろそろアジアは卒業しないと。

サブリエル・マティアス

19勝19KO1敗

IBF王者、全KOの恐るべきパンチャーだが、次といわれるエルガシェフ戦が試金石。
打ち合いに強い、打ち合いたいスラッガーなので足や距離がある相手にどうか。

ゲイリー・アントワン・ラッセル

16勝16KO 27歳

もうタイミング次第でいつでも王者になれそうだ。しかしアマでジャロン・エニスに勝ち越して今16戦全KOというほどのパワーやスケールは感じない。
ラッセル家流で高速手打ちパンチの使い手だ。そのスピードと回転力でKOを量産しているだけでエニスのようなパンチャーではない。

リチャードソン・ヒッチンズ

16勝7KO 25歳

ラッセルらとアマでしのぎを削ったエリートは無敗で追走している。
アメリカ拠点だが、リオ五輪にはハイチ代表として出場もここでもラッセルに敗退

エルビス・ロドリゲス

15勝13KO1敗1分 27歳

ケネス・シムズ・ジュニアに負けたのでケネス・シムズ・ジュニアこそ扱うべきだが、プロらしいエキサイティングなファイトで注目されているドミニカン
アマではアンディ・クルズやラザロ・アルバレスに全敗か、粗削りなのだろうがそこがプロでは魅力

アルベルト・プエロ

21勝10KO 29歳

王者だったがドーピングか何かではく奪された。まだ全勝。長身でキレのあるファイトは一見の価値あり。
ドミニカンはなんだかんだ長続きしない。

ブランダン・リー

28勝23KO

韓国系のアメリカ人で世界王者候補と言われて久しいが、やはりアジアの猛者という感じで打ち合いに強く自身も打たれる。
アンディとサバイバル戦はいかが?

ホセ・エンジェル・ガブリエル・ローザ

22勝16KO 23歳

アルゼンチンのプロスペクト。未見だが無敗の選手は今Sライトには少ないので無限の夢を込めて

エルネスト メルカド

11勝10KO 21歳

アメリカとなっているが、風貌や名前からして南米系だろう。戦績もKO率もいい。

ハーレム・ユーバンク

18勝7KO 29歳

これまたクリス・ユーバンクの息子かいとこか、ジュニアだけじゃなく、こっちも筋がいいらしい。

オレステス・ベラスケス

7勝6KO 30歳

キューバの亡命組。超エリートというわけでもなさそう。
ニックネームはツナミ

ジャンコシュ・トゥラロフ

27勝20KO 32歳

ずっと昔から注目していたがチャンスは未だ訪れない。最近は年1試合がやっと。
カザフ・キッドというニックネームだがもう32歳。
こういう国籍やポジションだとたった一度チャンスがあるかないか。

意外と絶対的な本命がいないので誰が王者になっても不思議ではない状況。
そのうちテオフィモのようにライト級のトップが上がってくるのだろうが、タンクやシャクールといえども体格、体力的には微妙だ。
SライトにはSライトを代表する王者が必要だ。

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