マルコ・フックVSアレクサンデル・ポペトキン他

2月25日、注目の試合があります。マルコ・フックVSアレクサンデル・ポペトキン、マルコス・マイダナVSデボン・アレクサンダーです。

やっと今年もビッグマッチな週末か、あの衝撃のドネアVSモンティエルからもう一年も経つのか、昨日のことのようだ。

マルコ・フックVSアレクサンデル・ポペトキン

なかなか注目の対戦です。フックは一階級下のクルーザー級王者で8度防衛中。35戦34勝(25KO)1敗
ポペトキンはWBAレギュラーヘビー級王者22戦22勝(15KO)

フックが階級上げて夢のヘビー級挑戦です。ヘビーでもクリチコ兄弟がデカすぎるのに対しポペトキンは並みの体格なのでなんとかなるだろう的な・・・

この二人、ボクシング以外の格闘技でも世界を極めていたそうでフックはマーシャルアーツなど様々な格闘技を、ポペトキンはキックボクシングの世界王者でありつつボクシング五輪金メダルだ。すごい。

フックのボクシングはドイツでは珍しく熱いタフファイトだ。技術的に拮抗、あるいは負けているような相手も気力、体力で逆転する、格闘技経験が生きたしぶといファイター。最後は勝つ的な華があります。

ポペトキンは技術の裏付けもありながらヘビー級王者としては慎重すぎるキャリア。まだまだクリチコ兄弟を警戒している感じだ。こちらも技術はありつつファイター型か。

フックのプロらしい試合ぶりと修羅場をくぐった経験は侮れませんが、ここはポペトキンがヘビー級王者の貫録を見せるとおもいます。
ただ開催がドイツだしフックはなんかドラマ持った男だしなぁなんて予感も・・・
しかし氷の意思を持つロシア人相手にはそんなドラマも通じないかな。
かみ合った熱いファイトになるでしょう。

マルコス・マイダナVSデボン・アレクサンダー

こちら、マイダナはレギュラー王者に復帰はしているが群雄割拠のSライト級においてはサバイバルマッチである。
両者の特徴は両極端。
剛腕ファイターのマイダナ33戦31勝(28KO)2敗とパンチは軽いがスタイリッシュなボクサーのアレクサンダー23戦22勝(13KO)1敗。といっても手数の多い同士だけど。

ルーカス・マティセをなんとか退けた(とはおもえないが)アレクサンダーに分があるような気がします。
マイダナの圧力、パワーに苦労するだろうがアレクサンダーはディフェンスは鉄壁なので。
判定でアレキサンダー、KOでマイダナというのが順当な予想です。
マイダナ好きですがあのバタバタしたスタイルではトップははっていけないという気持ちが強いのです。

さすが本場な贅沢な日になりそうです。楽しみです。

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