とてもしなやかでリナレスにも似ていて強いとおもうがオーソドックスすぎるかな。
今週の土曜の夜、オクラホマシティで、アレックス・サウセドVSレニー・ザッパピグナが行われます。サウセド(27勝17KO)は無敗のスーパーライト級ホープです。(トップランク所属)ザッパピグナは37勝27KO3敗です。
サウセド
「タフな相手ですが素晴らしいショーをおみせします。これが私の大きなステップのはじまりです。」メインではWBOスーパーミドル級のヒルベルト・ラミレスが無敗の挑戦者、アレクシス・アングロを迎えます。
サウセド
「勝てばモーリス・フーカーに挑戦したい。フラナガンに勝ってベルトを持っているから。」フーカーはWBSSスーパーライト級に参戦すると言われています。
カール・モレッティ(トップランクのディレクター)
「それは聞いているがまだ決まったわけではないでしょう。」
アレックス・サウセド
直近でWBO1位なのかな、2位が岡田です。
27勝17KO無敗
アマチュア
190勝12敗
ジュニアゴールデングローブ3回連続優勝
全米PAL優勝
17歳でプロ入り、元マニーパッキャオのスパーリングパートナー。
米国で活動するメキシカンです。マニー・パッキャオとの練習やフレディ・ローチの指導が素晴らしい経験になったといいます。
このように非常に優れた背景を持つトップホープです。
王者や他のトップランカーに比べ、地味にまとまった印象がありますが、穴は特にありません。基本に忠実で強いです。これだけのトップアマがこれだけのキャリアを積んで世界を目指すのだから十分と言えます。
対するザッパピグナはまさに世界の門番というべきスラッガーで、ベルトに届かずともランカーの壁としての強さを誇っています。日本の土屋との激闘も記憶に新しいところです。岡田がコンディション不良のジェイソン・パガラではなくこのザッパピグナに快勝するならいよいよ世界ゴーサインといえる、そんな強豪です。
この文章のニュアンスをみると、トップランクの秘蔵っ子であるサウセドはやはりWBSSには向かわず、現在1位なので、王者のモーリス・フーカー次第であるようです。下(岡田)はみていないかな。
こういう丁寧でクセのない平均点の高いファイターが最後は制することもあるかもしれません。
その他WBSSスーパーライト級では
ロンドン五輪代表でもあったアンソニー・イート、野獣のようなブルファイトをするも、アマチュアのジュニア世界選手権覇者でもあるイバン・バランチェクが正式に参加を表明しています。
ジョシュ・ケリーもホセ・ラミレスも大柄で強いですが、個人的にはこのバランチェクとキリル・レリのベラルーシ勢を応援しています。岡田が出ないのであればなおさら。
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