金か尊厳か/おカネロ様の進む道

先日ジョシュ・テイラーを下して2階級制覇を成し遂げた、若きテオフィモ・ロペスですが、引退発言のようです。

ギャラが安すぎる、1000万ドル以下の試合はやりたくないそうですが、実力者は多くとも、そんなにギャラを払える相手はライアン君くらいしかいなそうです。ギャラの安い強いやつとはやりたくない宣言でしょうか。

中谷と試合していた頃は美人嫁と新婚ホヤホヤでしたが、もう離婚訴訟だそうで、こういうキャラはプライベートで消えていくのかもしれません。

さて、テオフィモ君が歩みたい道を歩んでいるボクシング界の王様、カネロはなんとしてでも、ドミトリー・ビボルに雪辱したいようですが、お金より名誉を重視するビボルはさして興味がなく、おカネロ様はデビッド・ベナビデスに正式オファーを受けたものの、それを無視・・・

ベナビデスはそれじゃぁ金より尊厳だと、勢いのあるキューバのデビッド・モレルとの試合に向かいそうです。マニアにはこっちの方が熱いです。モレルはヤバいですから。

ビボルはGGGのようにカネロに上手く利用されるのが嫌なのだろう。

おカネロ様といえば、ビボルと出来ないのであれば、5階級制覇という肩書をかけて先日クルーザー級で王者に返り咲いたバドゥ・ジャック戦を模索しているようですが、そろそろ頃合いだと、ジャモール・チャーロ戦も選択肢に入れているようです。

ジャモール・チャーロ

現WBC世界ミドル級王者
33勝22KO 33歳

コロナやプライベートでの問題もあり、もう2年も試合をしていない。かつてはミドル級最強と支持していたが、今となっては、リングに上がってみないと何もいえません。最後に試合をしたファン・マシアス・モンティエル戦は最低の出来でした。

ミドル級王者ながら、身長185センチ、リーチ187センチはカネロよりずっと大きく、体格、フィジカル的にSミドルで問題ないとおもいます。しかし本人の気持ちや状況次第だろう。

こんな状況だとコンスタントに試合をしているカネロ有利と言わざるを得ない。世界王者が2年も試合をせず、練習はバッチリでコンディションをキープしているとはおもえない。

こうやって、様々な不確定要素で、旬を逃して消えていく、テオフィモもまだ25歳ですが、今後どうなっていくのか全くわかりません。

テオフィモVSアンディ

なんてのは100%ないでしょう。

彼がいなくなった後の決定戦に出れれば関の山、しかし順番待ちしている猛者はたくさんいます。

やはり、コンスタントに試合し続ける選手が一番いいや。

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