ジョージ・グローブスVSカラム・スミス LIVE

サウジアラビアのジッダにある屋外スタジアム、キングアブドゥラスポーツシティだそうですが、WBSSの荘厳なムードは健在です。
今は前座をやってますが無事に観戦なるでしょうか?そして英国同士の決勝はKO決着となるでしょうか?

ここまで試合は冗長でサウジアラビアはやや退屈とブーイングに包まれていますが
ハメドとホリフィールドがリングに呼ばれてインタビューなんかしています。
ハメドは英語とアラビア語で観客を盛り上げます。

観戦者は世界中のセレブ、金持ちとかなのかな・・・
演出はすごくかっこいいけど時間調整が長すぎです。

123456R
グローブス
9
9
9
9
10
10
56
スミス
10
10
10
10
9
9
58

1R

ほぼ互角だが前に出てジャブだけじゃなく右も当てる
スミス、スミスの大きさは効いている。

スミス10-9

2R

お互いかなり慎重。
グローブスが打っていくと必ず右を返していくスミスか。
スピードはグローブスの方があるが。

スミス10-9

3R

グローブスのリズムが出てきたが
相打ちの中でスミスの右が当たり
グローブスが効いてよろめく。
そこをたたみかけるスミスだが
グローブスはまだ大丈夫

スミスの大きさと耐久力が上かな

スミス10-9

4R

スミス得意の接近戦からの左アッパーやボディが
今日は出てないが、遠距離からの右ストレートが機能している。
グローブスも鋭いが、やや遠く、スミスの右が邪魔。

スミス10-9

5R

ここまでスミスだが僅差。
グローブスも鋭いが中に入ってタイミングで当てるしかなく
遠距離だとスミスのサイズが勝る。

グローブスの方が速くてリズムはいいが
距離を克服できていない。

グローブス10-9

6R

スミスを前に出させて
カウンターを狙うグローブス
手数もスピードもリズムもグローブスにあるが
スミスの右を一発食う。

スミスはやや狙いすぎか

グローブス10-9

7R

いい打ち合いでグローブスに勢いが出てきたが
スミスの左フック一発でグローブスは効いてヨロヨロ。
そこを逃さず詰めてスミスがダウンを奪う。

グローブスは立てず。

グローブスはリズミカルでパンチャーだが打たれ脆さがある。

パンチの引きが遅いのかガードがルーズなのか
調子よく打ってもアゴに打ち返されてしまう。

拮抗した試合だったが、サイズ、パワー差で
終わってみればダメージのないスミスの圧勝といえる結末。

スミスの仕上げが極上だった。

慎重で隙をみせず、得意の接近戦も自重し
距離をキープして体格差を生かした。

そして何より、今日はパンチに力が籠っており
KOを狙っていたのだろう。

グローブスは誰とやっても通用するスピードと技術があるが
食ったら台無しになってしまう、耐久力とディフェンスに難アリ

クルーザーのウシク同様、サイズの優位性を感じる結果。
決勝は見ごたえありの完全決着でした。

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