1000万ドルかぁ、中谷は勝ちかけたんだけどな。
みんな言いたい放題だけど、駆け引きばかりだな。
エロール・スペンスJrVSダニー・ガルシア
スペンス(26勝21KO)の復帰戦はチューンナップを挟まず、いきなりダニー・ガルシア(36勝21KO2敗)に決まりそうだ。9月開催の可能性が高い。両者ともに減量が急務だ。
両者は元々1月25日にFOX系列のPPVで戦う予定があったが、スペンスの自動車事故で流れた。いい組み合わせだが、これが2020年に待ち焦がれた試合とはいえない。サウジアラビアまで行って行うほどのビッグファイトとはいえない。
交通事故明けのスペンスにとって、ダニー・ガルシアは危険な相手といえる。事故の後遺症を引きづっていたらダニーの左フックがスペンスの牙城を崩す可能性もある。スペンスは最近前歯の付け歯を入れたばかりで準備不足が予想される。
彼らが戦うのであれば、マニー・パッキャオの次の相手はマイキー・ガルシアが最有力だ。
ダニー・ガルシアと戦うことでスペンスはもう一人のウェルター級のトップ、テレンス・クロフォードに猛アピールしている。ダニー・ガルシアはクロフォードが過去に戦ったどんな相手よりも強い。
スペンスがガルシアをノックアウトすれば、過去に誰も成し遂げたことがないのでインパクトを残すことになるだろう。ルーカス・マティセは2013年にブレイクしたが、ガルシアに勢いを止められた。
スペンスはガルシアのローブローに注意したい。直近でガルシアはイバン・ラドカッチを破ったが、12回判定で少しピークを過ぎたようにみえた。大事なのはダニー・ガルシアは真の意味でウェルター級のファイターではない事だ。とても小さく、スーパーライト級が適材だ。
2014年にウェルター級に上げて以来、ダニーは格下に勝ってきただけで、ショーン・ポーターやキース・サーマンといった本物のウェルター級には負けた。
決まればなかなかの試合だ。ウェルター級のダニー・ガルシアにさほど興味がないが、デボン・アレクサンダーを倒したイバン・ラドカッチ戦は判定だったが余裕だった。身体に漲るパワー、フィジカルがまるで違う感じだった。
下からやってきた小さなウェルター級だが、テオフィモ・ロペスのように、どこまでパワフルなんだよという印象だけは残している。倒されたこともない。左フックだけが頼りだけども不気味なほど強靭だ。
テオフィモ・ロペスVSデビン・ヘイニー
テオフィモ・ロペスは以前、エディ・ハーンにプロモート選手であるデビン・ヘイニーとの対戦を持ちかけたが、ハーンはこの事実を否定した。ロペスは、ハーンを「weasel=こそこそした、ずるい男、イタチ」だと非難する。
テオフィモ・ロペス
「ファンは俺のことを信じている。俺に偽りはない。やりたいんなら俺は喜んで受けて立つぜ。俺の拳でヘイニーの顔面を叩きのめしてやりたい。ライト級の誰だって同じさ。ロマチェンコとの試合の後まで待って、彼らはデカい小切手を待っているのさ。今、プロモーターもボクシングに関わる全ての人間が損をしている。ESPNもDAZNも大赤字さ。この状況では誰もヘイニーごときに大金を出さないよ。俺が直接交渉したわけじゃないけど、確かにエディ・ハーンに試合をオファーしたんだ。ロマとの試合が実現できないなら喜んでヘイニーと戦おうって。でも、彼らは何も言いたがらない。」
ハーンがテオフィモ・ロペスを避ける意図がわからないが、やるならもっとお金を引き上げようとしているのだろうか。
テオフィモ・ロペス
「今、アメリカのライト級は熱い。ライアン・ガルシア、ジャーボンティ・デービス、デビン・ヘイニー、そして俺、だから今すぐにでも全員がガチンコで戦えばいいじゃないか、マネージャーにも話したよ。すると、エディ・ハーンの答えはこうだ、「いやだ」俺は自分より上だとおもってる奴らに勝つことでベストになろうとしている。アクティブに戦うことが好きなんだ。でもみんな300万ドルのために俺と戦いたいとはおもわないんだろう。1000万ドルかそれ以上でないと戦わない。様子をみるしかないね。
少なくとも、ヘイニーは俺の右を恐れている。俺はヘイニーから逃げたりはしない。正しい方法でベルトを持っているのは俺だ。奴はリングの外でWBCのレギュラー王者にしてもらっただけじゃないか。」
ヘイニーがテオフィモ・ロペスと戦うために1000万ドル以上のギャラを期待しているなら実現は無理だろう。ボクシングが本格的に復活するには時間がかかるし、彼らの試合にそこまでの価値はない。
テオフィモ・ロペス
「俺はもうライト級で6,7年になる。誰からも逃げずに戦ってきたが、そろそろ減量が限界だ。だからあと2,3試合やってロマチェンコとやってベルトを全部獲るか、あと一試合やって、ロマチェンコとやって階級を統一するか、そんな感じだ。後者の方がいい気がする。ヘイニーよ、誰もお前なんか怖くない。奴は好き放題言ってるが、実際、誰がお前と戦おうってんだ、俺だよ、なんのためのWBC王者なんだよ、これを聞いてるなら逃げるんじゃねえ。お前は偽物のWBC王者だ。挑発したって誰も拍手しない。だからみんな別の道を行くんだ。それがお前がやってる事さ。」ヘイニーがWBCスーパー王者のワシル・ロマチェンコと戦わずしてWBCレギュラー王者でいるのは残念なことだ。ヘイニーがボクシングファンに認められるには、真のライト級王者を倒すことだけだ。
1000万ドルかぁ、中谷は勝ちかけたんだけどな。
みんな言いたい放題だけど、駆け引きばかりだな。
誰が、敗北し相手を称えることになるのでしょうか?
なんか、コロナのせいもあって、予定されていた試合は延期ではなく白紙になりつつあるのか、テオフィモ・ロペスは次に即ロマチェンコとはやらないような話が出だしているし、減量苦で時間がないとも言われる。ジャメル・へリングも次はカール・フランプトンではなく無名との防衛戦だ。時間がないない言ってるナバレッテも国内でフェザー級無冠戦・・・やっぱチューンナップからの仕切り直しになるのかな、井上拓真など予定も聞かないな。
エマニュエル・ナバレッテとルイス・ネリー
それぞれ、6月にメキシコで無観客試合を予定しているという。
6月6日 エマニュエル・ナバレッテは元スーパーライト級プロスペクトのペドロ・カンパとフェザー級で対戦予定。
6月20日 ルイス・ネリーは19歳のフェザー級、アラン・デビッド・ピカソ
6月27日にはミゲル・ベルチェルトとエルウィン・ソトが出場予定
だそうだ。
ベルチェルトも次はオスカー・バルデスではなさそうだ。
相手を調べようとしたらBoxrecがバグって調べられませんでした。
手ごろな相手がたくさんいるメキシコはいいね。