
昨日岩佐をめぐるSバンタム級に触れました。IBFにその名はないけれど、応援したいボクサーにアイザック・ドグボエがいます。WBO王者、ジェシー・マグダレノVSセサール・ファレスがマグダレノの怪我で流れたので是非ともファレスと暫定王座戦を・・・だそうです。
暫定王座は非ですが、マグダレノの怪我が来年3月~4月までと長引きそうなので、措置としてはアリだとおもいます。
ファレスもそこまで待てないと言ってるようですし。
アイザック・ドグボエ(ガーナ)
アイザック "ロイヤル・ストーム"ドッグボー
17勝13KO
ロンドン五輪一回戦で日本の清水に9-10で敗れた選手です。
あと一歩だったんだな。
BOXRECによると身長157センチととても小さな選手。179センチの清水とは大変な差です。
筋肉質なのでパンチが外からのフック軌道になりがちですが攻防ともになかなかハイセンスなものがあります。最近は戦績のいい相手に勝ち続けています。GhanaWebなるところからの映像が結構あるので地元で期待されているボクサーかとおもいます。
ドグボエ
「ガーナは世界タイトルを熱望している。王者になることでその期待に応えたい。」
ドグボエの父
「どの団体でもいいから挑戦したい。彼が世界の舞台でチャンスを掴むため、全ての不利な試合にも挑む」
自国開催など無理なので、世界中どこにでも行って戦う覚悟ですが、スポンサー、資金不足が悩みの種です。大いに期待された、リチャード・コミーもあと少しで勝ちきれず、最近はロシア人の門番のようになっています。
アイク・クオーティーを頂点にこの国には筋のいいボクサーがいます。
KO率高く、無敗ホープも結構います。
ラファエル・メンサー
デューク・ミカー
アフリカらしい野性味と雑味があるので、アマの頂点は難しいアフリカン勢ですが、きっとクオーティーに続くプロ向きな選手が出てくると信じて応援しよう。
ファレスとの決定戦が決まるといいですね。
しかしファレスもただ者ではない。
セサール・ファレス(メキシコ)
20勝15KO5敗
スローだし下手くそな感じですが、狂犬でタフです。手ごわいです。ドネアに食い下がり、フィリピン版亀3みたいなアルバート・パガラの全勝を止めたのは痛快でした。
予想となるとこのパガラ戦と同じで、ファレスにプロでの強さがあるような気がします。技術的下地がないので、ケロっと判定負けもある選手ですが、ただで帰してくれるほど甘くはありません。
https://www.youtube.com/watch?v=S9Ma2Ylov_0
あの感動を再び・・・