本当はプロスペクトを一番書きたいのだが、これには結構時間がかかる。かつて「熱病的思考法」で香川氏が書いていた新鋭たちは妄想するだけだったが、いい時代になったものである。
トラメイン・ウィリアムズ
13勝5KO
ウォードVSコバレフの前座で観て、解説がゲイリー・ラッセルと言ってるのでラッセルかとおもい、いや、少し違うな、ラッセルには兄弟も多いからそのうちの誰かかなとおもい・・・別人なのでした。
10回の全国アマチュアチャンピオン
2回のリングサイドワールドチャンピオン
4回のシルバーグローブチャンピオン
PALナショナルチャンピオン
ジュニアゴールデングローブチャンピオン
アマ97勝10敗
Sバンタムとフェザーの両睨みだろう、これに岩佐は勝てるだろうか?皆がSバンタムあたりが適正という井上尚弥然り・・・
こういうスリックすぎる黒人ボクサーは滅茶苦茶強くみえるけどKO率はそれほどでもなかったりする。強打者ではないのかもしれない。あまりに速いのでタイミングでダウンを奪うだけなのかもしれない。ラッセルも圧倒的なKOもあれば判定もあり、パワーが測定不能です。ルイス・ネリ?なんかよりずっと厄介なサウスポーにみえるよ。
まぁ、申し分のない速さで、トップホープと目されている彼ですが、米国軽量級で黒人なのでどんな進路を辿るかはわかりません。
ホープなので記事がありました。
リコンドーVSロマチェンコについて
「リコンドーがロマチェンコを打ち負かすのに十分なパンチはないと思う。ロマチェンコに効果的なカウンターを決めるリコンドー、ディフェンシブに戦うリコンドー、恐らく彼は後者でしょう。リコンドーは既に体重を増やして準備しているでしょう。ロマチェンコの方により多くの選択肢があるが、最初の2ラウンドを抑えた方が勝つでしょう。もしロマチェンコを打ち負かす事ができるとすればそれはリコンドーです。」
すげぇ、難しい英語で意味を間違えているかもしれません。
「フェザー級王者は正しく評価されていない。過大評価な王者もいて、対戦が困難です。オスカー・バルデスもリー・セルビーも全く強いとはおもわない。こんな事言って申し訳ないけど。ゲイリー・ラッセルかレオ・サンタクルスが最高の王者です。サンタクルスはやせっぽちですが。アブナー・マレスはいつもエキサイティングではあります。
私はよくゲイリー・ラッセルの弟と試合をして、ゲイリーは弟に賭けをしていましたが、うまくいきませんでしたね。彼からスパーリングの申し出があったけど実現はしませんでした。
私はゲイリーと戦いたいけれど、たぶんジョセフ・ディアスが先になるでしょう。ディアスも速くていいボクサーですが、よりアクティブなゲイリーが勝つでしょう。プロモート関係で対戦は難しいかもしれませんが、私はトップランクと取引きすることになるでしょう。来年には勝負がしたいです。」
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私の英語力では正しく翻訳が不可能な彼のインタビューでしたが、どうやらフェザー級で勝負なのかな?少なくともこういうのが本物のトップランカーですね。黒人同士だから黒人ボクサーを過大評価しているところがあるとおもいます。
少なくとも第二のリコンドーとは言わないまでも、第二のラッセル級ですね。
サンタクルスはバルデスより強いかなぁ・・・
そして、こういう見た目ですごいのと対局に見える清水やマグサヨと戦う林なんかにも注目です。マグサヨ推しですが・・・