不都合な現実/井上尚弥VSルイス・ネリー

海外ではこのように報じられている。昨日の井上陣営の様子からもタパレス戦は「通過点」と強調されていましたし、次の交渉が具体的であるムードは伝わってきました。相手はやはりあの男のようです。

勝利の瞬間は短い。

井上尚弥はすでに次の試合のプランに進んでいる。最新の試合を前にすでに水面下で交わされていた会話である。井上は、WBA/IBF王者のマーロン・タパレスを10ラウンドでノックアウトし122ポンド級を完全統一して文句なしの王者となった。

現在の井上のビジョンは次戦だ。

井上
「5月にリングに戻る予定です。その相手が誰になるかは交渉中なのでまだ言えません。」

次の防衛戦はWBC必須挑戦者で元2階級制覇王者のルイス・ネリーの可能性が高い。井上が2度のノックダウンを奪って歴史的勝利を収めた統一戦ではまず井上VSタパレスを認めることで4団体が合意した。

井上は以前、勝てば2024年末までSバンタム級にとどまるつもりで自分が納得できる体重で興味のある試合がいくつか残っていると語っていた。

ティファナのネリー(35勝27KO1敗)は、2月18日にカリフォルニア州ポモナでアザト・ホバニシャンを11ラウンドでノックアウトし、WBCナンバーワン・コンテンダーとなった。

横浜の井上(26勝23KO)は母国日本で5連戦。しかし、ネリーは2018年3月の再戦で山中慎介を2ラウンドでノックアウトする前に体重を大幅に超過し、日本ボクシングコミッションから永久追放処分を受けたことがある。

ネリーは2017年8月、それまで無敵だったWBCバンタム級王者を4ラウンドKOで退け、王座を獲得した。彼は禁止薬物ジルパテロールに陽性反応を示したが食品汚染によるものだとし王座の保持が認められた。体重超過は別問題で日本での生活とともに王座も終わった。

井上は2021年6月にラスベガスでマイケル・ダスマリナスを3ラウンドでノックアウトして以来、アメリカでは試合をしていない。2021年12月の日本での復帰戦は、コロナ感染者の急増を最小限に抑えるために国境が閉鎖され、対戦相手が限られた中での王座防衛戦となった。

それ以来、井上は歴史的な快進撃を続けている。

火曜日の勝利で彼はわずか54週間弱で2階級のチャンピオンになった。井上は7月25日スティーブン・フルトンを8ラウンドでノックアウトしてWBC/WBO122ポンド・タイトルを獲得し日本人初の2階級4団体制覇王者となった。

フルトン戦の勝利は負傷のため2カ月遅れた。彼とネリー(次があるならば)の両方が健康を維持できると仮定すれば、5月の試合は2018年のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ・バンタム級トーナメント開始以来、最もアクティブな3連戦となる。

JBCも急遽、ネリーに対する処遇を変えたようで、それはつまりそういうことなのだろう。東京ドームでVSルイス・ネリー。あるいはアメリカか。

幾多の因縁がある相手だから、メディアが煽れば空前絶後のビッグマッチとなり、山中も引っ張りだことなり、日本(限定)は大いに賑わう。売れる試合なのだ。関係者はやりたいのだろう。

井上のような偉大な王者がコンスタントに試合を続けてくれることがマニアにとっては一番なので相手は問わないが、ルイス・ネリーである。

当時、山中慎介が絶対王者として君臨していた時、本人や陣営は山中を恐れたからこそ確信犯的にドーピングをし、再戦でも普通じゃ怖いからと体重超過

本人も陣営もそういうメンタルの持ち主であることを忘れてはいけない。

その後もエマニュエル・ロドリゲスが強敵なので体重超過
裏でお金を払って解決しようとしていた。

バンタムを追放されるもWBCの優遇でSバンタムでお咎めもなく大いにチャンスをもらっている。

相手が手ごわいと平気で反則行為をする体質は変わらない。

もう、5月に井上戦がほぼ決まっているのだとしたら、既に何かに手を染め、検査の時には白と出るような対策をしているのかもしれない。黒いものでも白くする、残念だがボクシングビジネス、特に本場アメリカやメキシコには不都合な現実がある。WBCの御曹司会長も自国選手をエコ贔屓する世襲のガキだ。

覚悟すべきは、そういう神経の持ち主が相手だということだ。

ネリも陣営も、日本のビジネスに関わる者も
お金になるならなんでもやる。

これが現実だ。

VSアフマダリエフ
タパレスに負けたウズベキスタン人
金にならんわ。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
What’s your Reaction?
最高
最高
11
いいね
いいね
35
ハハハ
ハハハ
10
うーん
うーん
9
がっかり
がっかり
4
最低
最低
6
おすすめの記事