井上を挑発しつつ、その時が来るまで試合しないとおもわれていたアフマダリエフの試合が決まったようです。12月14日なので井上の次戦より10日早い。しかしこれはWBAの暫定王座決定戦だそうです。その経緯がよくわからないし相手は13位です。
WBA1位
ムロジョン・アフマダリエフ
身長166cm リーチ173cm
プロ戦績:12勝(9KO)1敗
世界戦績:4勝(2KO)1敗
WBA13位
リカルド・エスピノサ
身長165cm リーチ159cm
プロ戦績:30勝(25KO)4敗1NC
世界戦績:1敗
https://boxrec.com/en/box-pro/707957
リカルド・エスピノサというのは個人的に結構好きな選手です。あのジョン・リエル・カシメロがバンタム級に上げた時の相手で、WBOの暫定王座がかかっていました。最終回にカシメロにノックアウトされましたが、そこまでは接戦でエスピノサがわずかにポイントリードしていました。自身も高KO率のハードパンチャーなので、カシメロと打ち合いし過ぎました。
負けたけどいい選手だなとおもっていたらその後、元世界王者のダニエル・ローマンと戦い、序盤はパワー優位で進めていたものの、粘りのローマンの執拗なファイトに失速、ユナニマスで敗れました。
パワーがあっていい選手なんだけど打たれすぎ、激闘派で壊れそう、でもこれで終わるにはまだ若いとおもっていたところ、その後5勝1NCでこのチャンスを掴んだようです。といっても13位ですが。
なので、アフマダリエフにとっても気の抜けない強い相手といえそうです。
リカルド・エスピノサはややサイズ感がSバンタムでは厳しい印象を受けましたが、一発逆転の可能性はあります。
個人的にWBAの暫定王座などどうでもいいので、ここをしっかり勝ってアフマダリエフにはアピールして欲しいものです。
まだ27歳でごついキャリアを築いているリカルド・エスピノサが覚醒し番狂わせを起こすような事になっても痛快ですが・・・