フェルナンド・モンティエルVSビクター・テラザス

モンティエルのSバンタム路線、ここでおもわぬ敗戦を屈してしまいました。

相手は同国ホープのテラザス、西岡への挑戦者決定戦でレンドール・ムンローのタフネスに逆転負けをした過去がありますが、戦績もいいしサバイバル戦も勝ち残ってきており手ごわい相手でした。モンティエルは世界復帰を急いでいるかのように世界王者での防衛戦並に実績ある相手に立て続けに試合してましたが、手痛い敗戦です。

試合はいつものモンティエルの調子に感じましたが、ジョニゴン戦、バルデス戦同様、大きくて懐深い相手をどうも苦手にしているようです。
距離をつめてコンパクトでシャープなパンチで攻めるモンティエルにとり、クラウチング気味にガードを固めてなおかつ前に出てくる相手はなかなかパンチを当てにくいよう。やはり体格の壁を感じてしまいます。

一流王者の意地で最後反撃して底力見せつけましたが、ダウンも奪われ全般的に押された内容での敗戦でありました。
シルバー王座を獲得したテラザスがモンティエルに変わりこのクラスの筆頭挑戦者として割り込んでくるでしょう。
モンティエルは一歩後退、まぁメキシカンなので引退はないでしょうが階級の見直し含めしばしの休息と立て直しが必要でしょう。
再戦で勝てそうな気はしますが・・・

テラザスはSバンタムに順応した実力者ですが西岡や山中の方が強そうにみえますし長谷川の再起にぴったりかもしれません。
モンティエル戦の払しょくにちょうどいいんじゃないでしょうか。

実力者の多いこの階級、ドネアの次に誰が抜け出すでしょうか、日本勢もかなり有力ですね。
贔屓のモンティエルの挫きは残念ですが、これがリアルボクシングの真骨頂でしょう。
いいマッチメークだったとおもいます。さすがメキシコや・・・

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