下田を破って王者になったラモスとアマチュアの巨人リコンドゥの対決は結果は予想道りでもそれ以上に差のある試合となりました。
ハイレベルなアマエリートらしい拮抗した内容になるかとおもいきや、リコンドゥの出入りスピード、上下の打ち分け、パワーにラモスが対処しきれませんでした。
下田戦同様、相手に出てこさせてから迎えうって対処するスロースタートのラモスでしたが同じやり方ではリコンドゥは捌けませんでした。
初回のダウンは正しくヒットしてないようにも見えますが倒れる前の左ストレートの衝撃からでしょうか?
最後のダウンは再開後いきなりリコンドゥが攻めてきて泡食った末に強烈なボディ食らったのでしょうか?
リコンドゥの倒すシーンはいきなりすぎ、瞬間が速すぎて何が決まったのかわかりにくい所があったりしますが、おとなしいとおもったらいきなりスパークしたりして何考えてるのか、何をしたいのか読みにくい選手です。
確かにプロのリングはアマチュアとは違うしプロ向き、アマチュア向きというスタイルはあるとおもう。
例えば内山の身体能力はプロ向きであろう。アマチュア以上に結果を残せるだろう。
しかしプロ以上に頂点を極めるのが困難でハイレベルな選手の多いアマチュアで絶対的な頂点に君臨していたリコンドゥ、やっぱり備わった能力は次元が違います。
リコ・ラモスが新人のひよっこボクサーのように見えてしまう一方的な内容でした。
打たれはしないが、おとなしく退屈なボクシングをしてるとおもえばいきなりガンガン仕掛けてきたり、これは相手を見切る準備&仕上げなんでしょうか。
眠たいけど寝てられない、ちょっといままでにないリズムのボクサーかもしれません。
次、サーシャの声が聞かれます。あれだけ願ったサーシャの世界戦がよりによってこの男なのかよ・・・と嘆く。