西岡が名誉王者に格上げされたとかなんとかで日本のスポーツメディアでは紹介されてますがこれはつまりは格下げあるいは棚上げです。
西岡が王者でいてはお金が稼ぎづらいWBC関係者の身勝手な操作でしょう。
社長から会長になったようなもので肩書だけ王者だが王者の義務果たさなくてもいいよ、現場の社長は別で立てますからという感じか。
西岡はドネア待ちの状況でその他相手と戦う気持ちがない。でもなかなか実現しない。
WBCは贔屓のマレスなどにチャンスを与えたい。彼をスターにしたい。
そんな事情があって関係者が酒でも食らいながら無責任に話し合って決めたんでしょう。
でもって王座決定戦がマレスとモレルだといいますからこれはマレスを王者にしたいんでしょう。
頑張れモレル!
こうなるとランキング一位とか指名挑戦者の意味もわからなくなります。
暫定とか名誉とかシルバーとか、そういうの何もなかった時代が懐かしいです。
今日本に世界王者たくさんいますが認知度低いし盛り上がっていないのは王座の価値が低くなったからでしょう。
マニアな自分からすれば今の王座も崇高で王者は強い、立派だとはおもいますがそれでも価値は低くなりました。
王者よりそうでない選手の中にもっといい選手がいるケースが多いし
アマチュアの方がプロよりハイレベル
という気持ちに完全に変わってしまいました。
ま、自分はコツコツと地味でも注目されてなくても定期的に試合を重ねる王者が好きです。
複数階級制覇なんかより同じ階級で長く防衛する王者の方が好感持てます。
ビッグマッチ無視され続けても無名の強豪と戦い続けるセルジオ・マルチネス(無理やり名誉王者にされた人)や人気なくとも試合を続けるウンベルト・ソト(一部地元メキシコで一番評価されてるっぽい)
このあたりが一番まともなボクサーかもしれません、自分の中で。
普通に戻ってくんねぇかなぁ。
ボクシングが健全であるためにも。