
いよいよ明日はスーパースペシャルです。果たしてどちらが速いのか、ハイテクなのか?いや、単純な速さやテクニックではなく、反応、対応力、ボクシングの奥深さが煮詰まった試合だ。
米国、ニューヨーク州ニューヨーク
WBAライト級タイトルマッチ
ホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)VSワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
[st-card id=22703 ] [st-card id=17060 ]両者のコメントはたくさんあったが、個人的な展望は書き尽くした。ライト級の第一人者と言われるリナレスだが、いつも苦戦、あるいは怪我による判定ばかりというイメージがある。しかしそれは、常に相手を上回る能力の現れなのかも知れず、底知れない。
体格差等もいわれるが、ロマチェンコはアマチュアでフェザー級とライト級の金メダリストである。ベルデホ等、リナレスより大きな相手との試合は経験済みだ。
よって、予想はロマチェンコ
https://www.youtube.com/watch?v=MBgbWMBCspM
ロマチェンコこぼれ話
米国、ニューヨーク州ベローナ
WBOスーパーウェルター級タイトルマッチ
サダム・アリ(米国)VSハイメ・ムンギア(メキシコ)
サダム・アリの真価が問われる試合だが、同時に新鋭のムンギアの能力にも期待。ムンギアが次世代のメキシコ中量級を担う逸材であるなら、体格もいいムンギアがアリを攻略してもおかしくない。そして、ジェシー・バルガスより強そうにみえるムンギアを推したい。
WBCスーパーバンタム級タイトルマッチ
レイ・バルガス(メキシコ)VSアザト・ホバニシャン(アルメニア)
ホバニシャンという選手を知らないが、前戦でバルガスに判定まで粘ったロニー・リオスを倒しての挑戦権。14勝2敗という平凡な戦績だが、勢い、パワーがある。リオスはタジタジになってしまった。優秀なアマチュアの下地があり、2009年にはオスカー・バルデスに9-14で敗れた記録もある。
左右にスイッチしエネルギッシュに連打する攻撃型で、バルガスにとり過去一番の強豪だろう。かみ合った面白い試合になるとおもう。ドグボエ以上にバルガスを一番評価しているので、バルガス有利な予想だが、アップセットがあってもおかしくはない。ホバニシャンに注目です。