遂にスーパースペシャル/ホルヘ・リナレスVSワシル・ロマチェンコ他

いよいよ明日はスーパースペシャルです。果たしてどちらが速いのか、ハイテクなのか?いや、単純な速さやテクニックではなく、反応、対応力、ボクシングの奥深さが煮詰まった試合だ。

米国、ニューヨーク州ニューヨーク
WBAライト級タイトルマッチ

ホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)VSワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)

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両者のコメントはたくさんあったが、個人的な展望は書き尽くした。ライト級の第一人者と言われるリナレスだが、いつも苦戦、あるいは怪我による判定ばかりというイメージがある。しかしそれは、常に相手を上回る能力の現れなのかも知れず、底知れない。

体格差等もいわれるが、ロマチェンコはアマチュアでフェザー級とライト級の金メダリストである。ベルデホ等、リナレスより大きな相手との試合は経験済みだ。

よって、予想はロマチェンコ

https://www.youtube.com/watch?v=MBgbWMBCspM

ロマチェンコこぼれ話

396勝1敗という驚異的なロマチェンコのアマキャリア、その1敗はロシアのアルバート・セリモフという相手に屈したものだが、11-16その後は雪辱している。WSBでも両者は戦い2-1という僅差でロマチェンコの勝利であった。(セリモフはタッチの申し子的ボクシング)さらにもうひとつ、リオ五輪フェザー級金メダリストのロブソン・コンセイソンに実は19-20で敗れた過去があるのだ、が、試合後審議となり、19-18でロマチェンコの勝利と結果が覆されたという。

米国、ニューヨーク州ベローナ
WBOスーパーウェルター級タイトルマッチ

サダム・アリ(米国)VSハイメ・ムンギア(メキシコ)

サダム・アリの真価が問われる試合だが、同時に新鋭のムンギアの能力にも期待。ムンギアが次世代のメキシコ中量級を担う逸材であるなら、体格もいいムンギアがアリを攻略してもおかしくない。そして、ジェシー・バルガスより強そうにみえるムンギアを推したい。

WBCスーパーバンタム級タイトルマッチ

レイ・バルガス(メキシコ)VSアザト・ホバニシャン(アルメニア)

ホバニシャンという選手を知らないが、前戦でバルガスに判定まで粘ったロニー・リオスを倒しての挑戦権。14勝2敗という平凡な戦績だが、勢い、パワーがある。リオスはタジタジになってしまった。優秀なアマチュアの下地があり、2009年にはオスカー・バルデスに9-14で敗れた記録もある。

左右にスイッチしエネルギッシュに連打する攻撃型で、バルガスにとり過去一番の強豪だろう。かみ合った面白い試合になるとおもう。ドグボエ以上にバルガスを一番評価しているので、バルガス有利な予想だが、アップセットがあってもおかしくはない。ホバニシャンに注目です。

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