週末に行われる、レオ・サンタクルスVSアブナー・マレスの再戦、地元メキシコでは興奮の試合なのかもしれませんが、個人的にはいらない、少なくとも世界タイトルマッチとしては興味ないとおもっています。
在位は長いが存在感の薄いサンタクルス・・・
そんなメキシコで最近動きのあった選手を紹介。
エマヌエル・ナバレッテ
25勝22KO1敗
WBAスーパーバンタム級挑戦者決定戦とも暫定王座決定戦とも言われている試合でホセ・サンマルティンという選手に勝っています。先日、フリオ・セハは負けちゃったようですが、ディエゴ・デラホーヤやウーゴ・ルイスやモイセス・フローレスなど、一体何人の暫定王者、いや挑戦圏内のメキシカンランカーがいるのだろう?
https://www.youtube.com/watch?v=uMXdtqbGpfs
戦績はすごい。アームブロックを駆使するスイッチヒッターで筋はよさそうだが、トップ戦線ではない気がする。
エドゥアルド・エルナンデス
25勝22KO
ナバレッテと混同しちゃいそうな戦績ですがこちらはスーパーフェザー級。まだ20歳ですが、強盗に襲われ銃弾を撃ち込まれ、先日復帰戦をしたそうです。相手はドリアン・フランシスコ。かつての強豪ですがスーパーフェザーじゃないだろう。
この映像ではわかりませんが、エルナンデスの強打にフランシスコ2ラウンド終了で棄権みたいです。たぶん、ルイス・ネリに負けないやんちゃボーイっぽいですが、まだ20歳の強打者、ビクター・テラザスなども一蹴しており次世代メキシコの王者候補でしょう。性格、私生活に不安は残る。
ちなみにセハが負けてしまった試合
https://www.youtube.com/watch?v=AynggyvKRHA
押しているようにみえますが、相手の強打をモロに食い鼻血がすさまじく鼻骨骨折の疑いで棄権だそうです。長谷川戦のウーゴ・ルイスも鼻骨骨折が響きました。ライバル同士の両者とも鼻骨を折るなんて・・・
かつてのホープ、アドリアン・エストレージャはプエルトリコのホープの踏み台にされてしまいました。勢いも一度の敗戦でしぼんでしまうボクシング大国メキシコ、現王者も多いプロボクシングの主軸の一角ですがスタイル自体がやや前時代的な印象も受け、ドーピングや体重超過も多い。今後どうなるでしょうか?次のスターは誰になるのやら・・・