レイ・ジョバンニ・バルガス・ロルダン(レイ・バルガス)の本領

年始は話題に乏しいので「ボクシング動画配信局認定王者」なんかで遊んでみたが

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井上拓真を入れて亀田を入れてないのはダメだ的な指摘を受けたので入れておきました。

亀田だけは認めないなんて露骨なディすり方は駄目でしょう

別にディスってないです、それなりに評価してるつもりです。
参考サイトのランキングに載っていなかった、頭の中でも抜け落ちていただけであります。

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彼は兄弟の中では一番いい。和氣や久我よりいいとおもうと言ったら観戦仲間に呆れられたくらい評価してますよってに・・・

この記事の本題はそこではなく、おっしゃるように、井上拓真も亀田和毅も本来であれば入れるべきではないのかもしれません。正規王者戦が控えてますし(ウバーリVSウォーレン・・・これはまた延期か)レイ・バルガスに至っては今年最初の試合が決まりました。

ウバーリVSウォーレンの勝者VS井上拓真
レイ・バルガスVS亀田和毅

の結果を受けて、ランキングに反映すべきですね。

2月9日
レイ・バルガスVSフランクリン・マンサニーリャ

マレスVSデービスと同日、アンダーカードでしょうか。

なぜ、暫定王者となった亀田和毅と対戦しないのかわからないレイ・バルガスですが、相手は元王者のフリオ・セハを番狂わせで破ったベネズエラの30歳です。

フランクリン・マンサニーリャ
18勝17KO4敗

その極端な戦績が気になったのでチェックしてみました。

これはKO勝利というよりは2ラウンドにセハが鼻を骨折し出血に悩まされ5回終了棄権という結末です。セハもウーゴ・ルイスも未来に鼻の骨折に泣くとは運命の非情・・・

マンサニーリャという選手は、戦績通りにパンチは強そうで骨格もいいですが、スピードはなくやや大振りか、いままで雑魚相手ばかりで、少し戦績のいい選手と対戦すると惜敗してきたようなキャリアです。

試合よりもゲストのリカルド・ロペスが元気そうなのが印象的です。

レイ・バルガス、日本の清水ばりに長身でパワーもある厄介な王者ですが、イマイチ突き抜けません。デカすぎるので、必ず小柄になる対戦相手の作戦は皆同じ、ガードを固めて距離を詰めてプレスする肉弾ファイトしか活路がありませんが、それをどうにかこうにか捌いてはきたものの、荒っぽさに巻き込まれ判定がやっと。自身も試合の度に怪我をするという内容ばかりです。

https://boxvideo.sports-web.net/world-boxing/10088

なので、究極の小型ファイター、ドッグボーを破ったナバレッテを「ボクシング動画配信局認定王者」に評価させていただきましたが、本来であればこのレイ・バルガスの底力に期待したいところです。亀田はスピード型なので少し違った展開になるかもですが、対立王者のダニー・ローマンなんかを下せば再評価されるんではないかなとおもいます。

今回の対戦相手であるマンサニーリャという選手は、パワーはあるが小さなファイターではなくスピードもないので比較的噛み合うだろう。ここでまた大苦戦するようだとこの階級はもう厳しいかもしれません。減量より増量がふさわしい選手です。

しぶとく王者を張ってはいますが、これぞ、ラファマルやモンティエル、ジョニゴンの次世代のメキシカン、ナチョ・ベリスタインの傑作と言われた頃に比べるとやけに地味な存在に甘んじています。

長谷川穂積の後継王者、レイ・バルガスはどこを目指しどこまで行くでしょうか。

本来であれば、レオ・サンタクルスやアブナー・マレスなんかより重い階級で活躍すべきボクサーにみえて仕方ありません。

「レイ・ジョバンニ・バルガス・ロルダンの本領」って「ジェネラル・ルージュの凱旋」みたいだな。

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