暫定~第6代PABA/バンタム級王者
WBA/Fedelatin/バンタム級王者
暫定WBA世界バンタム級王者
第5代PABA/S・バンタム級王者
暫定~第29代WBA世界S・バンタム級王者
プーンサワット・グラティンデーンジム(タイ)
Poonsawat Kratingdaenggym
42戦41勝(29KO)1敗
第56代日本フェザー級王者
李 冽理(横浜光)
Ryol Li Lee
18戦16勝(8KO)1敗1分
G+にて観戦、三浦の前座があって、李の過去試合があって、やはりまだプーンサワットには厳しいかなという印象を強くしたが、見事な番狂わせでした。
常に前進のプーンサワットと冷静にさばいて有効打の李、最近の採点傾向では間違いなく李だなという展開だったがプーンサワットの強さの印象はありドキドキの採点でしたが結果は僅か差と大差で3-0で完勝となりました。
負けて強しのプーンサワットでしたが体力と前進まかせで乗り切れるかなみたいな油断が少しあったかもしれない。前進していても、いいパンチを当てても、李のカウンター、抵抗を必ず許す形となり焦りをつのらせることとなった。
それにしても李のボクシングは見事でよくここまで対策、完成度を高めました。浜田さんが100点といってましたがまさにプーンサワット対策万全の、そして隙のない素晴らしいボクシングでした。
パンチがコンパクトで手も足も出て動き続けで的を絞らせない、ディフェンスも華麗で危ない被弾も少なかったです。
しかしパンチを出しやすくするためかガードはやや低く、倒すパワーはまだ感じられない李、そのあたりが今後の課題だろうが今夜は見事でした。
強い強いプーンサワット、しかもコンディションもよさそうなこの王者相手に素晴らしい試合をありがとうございました。
徳山のように巧く長く防衛する王者に成長して欲しいとおもいます。
感動しました。
負け惜しみの!プーンサワットですが本当に嫌になっちゃうくらいタフで体力があり強いボクサーですが、接近戦で追い込みきれないと策がないファイタータイプだったのかもしれません。パンチの回転で李は負けてなかったのとプーンサワットの戦術を理解して打ってきたら打ち返すコンパクトな作戦に徹していたので前に出て打っても必ず打ち返されていました。シャープでパンチの回転が速い選手には今後も苦戦するかもしれません。再浮上してくるのか・・・