暫定~第6代PABA/バンタム級王者
WBA/Fedelatin/バンタム級王者
暫定WBA世界バンタム級王者
第5代PABA/S・バンタム級王者
暫定~第29代WBA世界S・バンタム級王者
プーンサワット・グラティンデーンジム(タイ)
Poonsawat Kratingdaenggym
41戦40勝(28KO)1敗
第29代日本S・バンタム級王者
第34代日本S・バンタム級王者
木村 章司(花形)
Shouji Kimura
28戦23勝(9KO)3敗2分
この世界戦でもって一旦休息でしょうか、日本勢。
ビッグマッチを目指すプーンサワット陣営のカモとしてお呼びがかかったのが事実であろう木村ですが頑張って欲しいものです。
直前情報によるとこれがラストチャンスとばかり玉砕覚悟で倒したいようだ。
花形会長も
「木村はパンチがあるのに防御することを意識しながら打つから強打が打てない。」
みたいに言っており確かにそうなのかもしれません。
しかしそこが木村のよさでありディフェンスは日本屈指だ。
木村の3敗はいずれも判定で相手の根性に押されたような内容ばかりです。
日本ではかなりのテクニシャンですが悔いのないファイトを期待します。
しかし相手のプーンサワットというのが木村と相性よさそうだから悩ましい。
重厚な攻撃力とパワー、アウトボクシングもそつなくこなす穴の少ない王者です。
木村に期待は大きいけれどどこか本田VSポンサクとかぶって見えてしまう。
こういう相手に対してはKOは狙わずスピードと技術でとにかくランナーに徹した方がよさそうですがいつか捕まりかねないしそのスタイルでは敵地タイでベルト奪取は厳しいかもしれない。
パワーは過去戦った仲里(引き分け)並みにある上総合的な完成度はグッと高いときている。
しかも今タイは危険な状況だ。
体力がありまじめで調整ミスも油断もありえないプーンサワットだが、まだアジアレベルの世界王者にみえてしまうのはそのボクシングが愚直で華がない、スピードも並程度?に見えるからか。
作戦がはまれば勝てるのではないかという淡い期待も抱く。
長谷川であれば屈強で穴の見えないタイ人であれどスピードと反応速度の違いでプーンサワットにボクシングをさせないで完勝というイメージが沸くが木村もこのようなボクシングができるだろうか。
同じリズムで打ち合ってはいけない。木村の方が出入りもスピードも上でなくては・・・
木村はどう戦うのだろうか、スピードと防御でイライラさせてガンガン来るタイ人にガツンとカウンター
これが一番理想的だが・・・
かなり気になる試合です。
速報:4Rに3ノックダウンで木村負けとのこと。
うーんディフェンスマスター木村が3度もダウンするとは?初回も?
やはり王者はかなり強い。今後本場アメリカで試合するとか。
こうなりゃバスケスJrかイスバスVSラファマルの勝者でしょうか。
西岡とか下田とかもいるし対戦しやすい王者ではありますが、強そう・・・
オーレードンにポンサクにプーンとタイも屈指の王者が君臨しております。