タワーリング・インフェルノ/セバスチャン・フォンドラ

『タワーリング・インフェルノ』は、1974年のアメリカ映画。パニック映画。ポール・ニューマン、スティーブ・マックイーン主演。超高層ビル火災を描いた映画。本作品は1970年代中盤期のいわゆる、「パニック映画ブーム」の中でも最高傑作と評され・・・

ここは映画の解説ではなかった。そういうニックネームのボクサー、プロスペクトの話です。

セバスチャン・フォンドラ
11勝7KO
スーパー・ウェルター級

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ここでも軽く紹介したが、スーパーウェルター級にして身長が198センチもあります。(リーチ185センチ)ハードもムンギアもアングリです。

サンプソンボクシングは一人の有望なボクサーと契約しました。
タワーリング・インフェルノというニックネームを持つセバスチャン・フォンドラは身長198センチのスーパーウェルター級のプロスペクトです。タイプミスではありません。198センチです。

サンプソンは契約にあたり198センチのサウスポーに懐疑的でしたが、弱点とおもわれたスタイルを持つ相手に対するフォンドラのパフォーマンスを見て感銘を受けた。

サンプソン
「トップレベルで戦うには虚弱すぎるとおもっていました。しかしここ4試合で素晴らしいパフォーマンスをみせました。この階級でこれだけの身長でやっていくのはほぼ不可能です。虚弱にみえるが頑丈なアゴを持っていることも示した。セバスチャンはまもなくトップレベルに行くでしょう。彼と契約できて嬉しいです。」

フォンドラは最近米国を出て、アルゼンチン、ウルグアイ、メキシコで戦ってきた。
注目されるためには海外での試合もいとわない。

フォンドラ
「将来のエキサイティングな計画があるんだ。世界王者になるという夢の実現のため、いいプロモーターと契約できて嬉しいです。夢を実現させるため、日々一歩一歩懸命に努力していきます。将来が楽しみです。」

フォンドラの未来がどうなるかは未定だが、彼が映画『タワーリング・インフェルノ』のように王者へのはしごを登っていく姿をみるのはきっと楽しいはずです。

細身、長身ボクサーの中でもとびきりの規格外です。
こういうタイプには見た目通りにfrail(脆い)選手もいれば、打たれ強いのか、ダメージを殺すのが上手いのか、屈強なタイプもいます。

日本の清水聡が後者であるならば嬉しい限り、少なくとも彼は見た目と違う凶悪なロボコンパンチを持っています。まともに食わない謎のディフェンススキルもあります。

アイザック・ドッグボーを破った、エマニュエル・ナバレッテ、同級王者のレイ・バルガス、スーパーフェザー級王者のアルベルト・マチャドなんかも細身で大柄タイプの選手ですが、今のところ謎のフィジカルとタフネスを誇ります。

激戦のスーパーウェルター級の『タワーリング・インフェルノ』
次戦は2月16日、レオ・サンタクルスの前座で全勝選手が相手です。

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