井上に対する期待はいい雰囲気を持っているというだけで、実は危険な試合ではと心配していたら、海外コメントで井上が韓国人と戦った試合映像を出しながら、よくこんな相手に試合の許可が下りたなというものだった。うーん、たしかに試合映像の印象は天と地だ。それでもきっと映像でわからない部分があると信じたい。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
ムンギア | 9 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 9 | 10 | 116 |
井上 | 10 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 10 | 9 | 112 |
徐がアジアの意地を示したが井上の牙城は遥かに高い。惨劇になるかもしれないがアップセットを起こすパワーも気持ちもあると信じるしかない。ムンギアは昔、村田の脅威になるかもと言ったら鼻で笑われた事があるよ。
スキンヘッドの知らないリングアナですが
盛り上げるのが上手い。
井上はいい表情、いいガタイ。
ムンギアは柔らかそうな体。
1R
井上はケンカ上等だ。
やっぱすごい体格差
早速井上がくっついてパンチを振るうが
レフリーがすぐにブレイクと注意。
レフリーもアウェーだ。
ガードを固め、大振りから一気に距離を詰める井上
ムンギアは下がってジャブやボディ
井上は作戦通りにいい戦いをしているが
とにかくレフリーが注意しまくる。
井上、ボディはいいが、上のパンチが大振りすぎる。
これも作戦通りなのだろう。
勝つならこれといういい出だし。
井上10-9
2R
いつものムンギアの爆弾のような初回を抑えただけでも
井上の出だしは成功だ。
しかし井上のファイトは評価されにくいかもしれない。
ムンギアはこれからの黄金の出世街道と
ポカを気にして慎重だ。
きれいなムンギアのポイントかもしれないが
ムンギアの若さと荒っぽさのお株を奪っている井上に振る。
ガードの上でも効くフックなんじゃないかな。
井上10-9
3R
私の採点はこの試合特にアテになりません。
持ち味が出ているというだけで井上につけます。
スキルもスピードもムンギアですが
若きムンギアに負けてないフィジカルを井上には感じます。
ロープに詰めての右スイングが当たればなぁ。
それでもムンギアのムチのようなボディが光りました。
ムンギア10-9
4R
井上に対する印象は優しい顔して
骨太でケンカが強かった学生という感じですが
そのままフィジカルはムンギアに通用している感じです。
戦術が極端なので徐々に解体されてしまうのでしょうか。
ムンギアのボディは嫌です。
ロープに詰めても大振りな顔面はなかなか当たらない。
下から攻めよう。
リング中央だとさすがに勝負になりません。
ロープ際での迫力には期待させるものがあります。
解説はモンゴリアと言ってます。
冷静に
ムンギア10-9
5R
ムンギアにダメージや恐怖感はあるだろうか。
狂暴なムンギアですが、今まで最も苦戦、というか
相手を効かせることができていないんじゃないでしょうか。
井上はボディ以外はしっかりブロックして食ってません。
ロープに詰めてラッシュするも当たりません。
さすがに、ムンギアの多彩な角度のパンチを少し食い始めたか。
根性勝負になりそうです。
ムンギアもパンチを振り回します。
ムンギアにとってもすごい経験になる相手でしょう。
ムンギア10-9
6R
そろそろ、井上の手の内が限られてきたか
ムンギアも若いのでムキになって力んだパンチを打ち込んできます。
井上の右フックがムンギアのテンプルをかすめるが
ムンギアのアッパー、フックはさらに深く井上を捉える。
井上の右の大砲はやや見切られているので左フックを叩き込みたい。
井上のフィジカルはムンギアにとって過去最強でしょう。
しかし見栄えで井上はポイントは獲れない。
上等です。ぶっ倒すしかありません。
ムンギア10-9
7R
ベテランならば井上のフィジカルに屈することもありそうだが
ムンギアは若く無尽蔵なのだ。
出そうよトリプル、勝てるよ、気持ちで勝ってるよと
井上陣営から聞こえてきました。
井上はまだ余力はありそうです。
井上の雑なパンチも当たっていますが、ムンギアは芯を外すのが上手い。
見栄えはムンギアでも、こんなはずじゃない、もっとかっこいいところをみせたいと
焦ってはいそうです。
とにかく井上はフィジカルモンスターです。
採点は気にしないでください。
倒すか倒されるかです。
ムンギアの多彩なパンチのサンドバッグと化していますが
井上のフックも当たっています。
ムンギア10-9
8R
ムンギアも頑丈なんだよなぁ。
ポーカーフェイスです。
前に出てるのは井上ですが、下がりながら鋭いパンチを打つのはムンギア。
ロープ際で井上の右がムンギアの顔面をかすめているのだが
あれは効いてないのかな。打たれ強いだけなのか。
ムンギアの顔面は揺れてますが・・・
ムンギアとしてはピンチであり、がっかりな試合でしょう。
最後にムンギアがガンガン打ってきましたが
全体的にはロープに詰めてフックを当てた
井上10-9
9R
セコンドの右は読まれてるからあそこから左という声は
私の気持ちと一緒。
右スイングを受け流すムンギア、左が来ればこうはいかない。
右で終わるな左も続けろ。
ムンギアはスリッピングでダメージを殺すのが上手い。
観客はずっとキャーキャー言ってます。
井上のフィジカルプレスとムンギアの左ボディ、どっちが苦しいでしょうか。
あと3つでチャンピオンだ
というのは違うとおもうが
ムンギアを倒せば王者だ。
ボディが強烈な
ムンギア10-9
10R
映像突然止まり、復活も音なし。
負けずにいいパンチを交換している井上だが
終盤にムンギアの爆裂ラッシュを浴び、バランスを崩したところにヒットされ
ダウン寸前
ムンギア10-9
11R
ムンギアが屈指の若さと体力がある選手なのがきついところだが
大抵のボクサーは井上のフィジカルに屈するだろう
そんな素晴らしいファイトをしています。
ムンギアにパンチは当てっています。
しかしスリッピングで芯を外されています。
ポーカーフェイスで打ってくるムンギアもまた化物ですが
こんなファイトばかりだと壊れてしまうでしょう。
井上10-9
12R
判定勝負になった時点でムンギアの防衛でしょう。
しかし過去のどんな相手よりもムンギアを苦しめました。
サダム・アリとの耐久力、フィジカル差は歴然です。
負けても井上の株はあがるだけ。
しかしまた呼びたい、観たい選手かというと微妙です。
魅せる選手ではないし、選手が壊されてしまいそうです。
ムンギア10-9
120-108
120-108
119-109
ムンギア
そんな差のある試合ではなかった。
しかしムンギアはカネロ同様のアイドルになるようだ。
強いけど、いつか壊れるかもしれません。