ユーリ・フォアマンVSミゲル・コット

NABF北米S・ウェルター級王者
第44代WBA世界S・ウェルター級王者
ユーリ・フォアマン(ベラルーシ)
Yuri Foreman
29戦28勝(8KO)1ND

第10代WBC/International/S・ライト級王者
NABO北米S・ライト級王者
WBA/Fedelatin/S・ライト級王者
第13代WBO世界J・ウェルター級王者
WBA世界ウェルター級王者
第13代WBO世界ウェルター級王者
ミゲール・アンヘル・コット(プエルトリコ)
Miguel Angel Cotto
36戦34勝(27KO)2敗

これはなかなか興味深い試合です。

実績からいえばコットでしょうが、両者体格差がかなりあり
ユーリ・フォアマンというボクサーがどんな選手なのかがかなり明らかとなりそうです。

ムラはあるがその左超強打で結構好きだったダニエル・サントスを下したフォアマン、
この試合はプエルトリコ勢の復讐戦でもありますね。
サントスとコット、どっちが強いのか(強引ですが)

ユーリ・フォアマンはこの試合しか見たことありませんが
KO率が異様に低いですがパンチがないんではなくフットワークで動きながら蜂のように刺すようなボクシングをします。そのタイミングとコンパクトさはなかなか見事です。

しかし足を止めてコンビネーションとかは打たず、とにかくフットワークを続け止まらないアウトボクシングをしますので最近やや打たれすぎのコットではありますがKOはできないとおもわれます。

さばききっての判定でフォアマンかボディ攻撃でコットのKOか
そんな決着になるような気がします。

またコットが壊れてないかどうか、この階級でも強いのかどうか
やはり過去の彼の強さの印象はまだありますので彼が有利なのは間違いないとおもいますが・・・

実績ではコットですがフォアマンは見ててなかなか面白い選手ですよ。

結果

コット8RTKO勝利

フォアマン膝の故障でセコンドからタオル投入されました。
コットの重厚なプレッシャーの前に動き回りながらパンチを合わせていたフォアマンですが
有効打、ダメージを与えることはできずジリ貧気味
7Rにサポーターを巻いていた膝が痛くなったのか自ら2度ほど転び
なんとか8R続行したもののセコンドがタオル投入

残念な幕切れとなりました。

しかし状況の打開はなくフォアマンにとり厳しい試合展開でした。
コットはとりあえず体調万全そうでこの試合ではダメージも残しませんでした。
石田の標的が遠くなってしまったかな。

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