スーパーウェルター級の2冠王者にして新王者ウィリアムスの今後を占う試合。統一王者やスーパー王者に勝ったらいきなりその全てを継承できてしまうのはいかがなものかとおもうが、成り行きを見届けるしかない。
1 | 2 | 3 | 4 | R | |
ウィリアムズ | 10 | 9 | 10 | 9 | 38 |
ロザリオ | 9 | 10 | 9 | 10 | 38 |
ジュリアン・ウィリアムズの充実度、自信が上回るとおもうが、ロザリオはジェスリル・コラレスと同じく、若く才能は豊か。アメリカ人じゃないので若干荒削りな面が残る。化ける可能性に期待。南米王者というのも久しぶりに観たい。
ジミー・レノンがイッツショータイムと言わなかった。
Jeison Rosario lands massive right uppercut and delivers a RD5 stoppage! #WilliamsRosario pic.twitter.com/bGAIduvs1N
— Premier Boxing Champions (@premierboxing) January 19, 2020
1R
似た体格で距離もスタイルも似ている両者。
ジリジリ前に出るのはロザリオだが、キビキビ、メリハリがある
ウィリアムズの右ストレートがきれいに入った。
ウィリアムズの方が速い。
ウィリアムズ10-9
2R
ウィリアムズの集中力が高い。
しかしロザリオも若く苦しい試合を経てサバイバルしてきたランカーなので強い。
フィジカルではウィリアムズより上かもしれない。
ウィリアムズが積極的に仕掛けていったが、
打ち返すロザリオのパワーパンチが上回った。
ロザリオ10-9
3R
やはりウィリアムズが絶対的と言えぬ内容になってきた。
ロザリオの方がパワーがある。
巧いのはウィリアムズだがロザリオのパワー、プレッシャーの方が強い。
相打ちだとロザリオが上。
しかし右をクリーンヒットした
ウィリアムズ10-9
ウィリアムズは2回から左目上をカットしている。
4R
技術のウィリアムズ、若さとパワーのロザリオ
ウィリアムズはハード戦のように打ち合いの2番底勝負になるかもしれない。
スピードも技術もウィリアムズが上だが、ロザリオのパワーに飲み込まれるかもしれない。
難しいが、ダメージはウィリアムズの方にあるのではないか。
ロザリオ10-9
5R
自分はフェアに採点、若干ロザリオに肩入れしているが
このままではジェスリル・コラレスと同じくアメリカで勝つには何か足りない。
打ち合いの中でロザリオのパワーが上回り、ウィリアムズは荒っぽいロザリオのパワーに飲まれフラフラ。
アッパーでよろけ、倒れたところでレフリーストップ。
ロザリオ5回TKOでアップセット。
南米の天然の才能がいい形で発揮された。
スタイルは普通だし速くもないが、若者は短期間で伸びる。
ウィリアムズはハード戦でタフネスを克服したかとおもったが、やはりジャモールに負けた時のように
脆さを残していたのかもしれない。
決して技術で負けていないが、ロザリオの勢いとフィジカルに屈した。
この階級に南米の若き新王者
いきなり2冠王者だ。まだそんな器ではないとおもうけど・・・
楽しみだ。
3年前からチェックはしていたのだ。やったね。
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