バージル・オルティスJrVSサミュエル・バルガス LIVE

DAZNもコロナ渦の最中再開です。
15勝15KO無敗のオルティス22歳は、爆発的な戦績、勢いのまま世界にたどり着くのか。バルガスはかつてトッププロスペクトだったとおもうけど、コロンビア人なんだな。

100-1というオッズは差がつきすぎだとおもう。
オルティスは友人のトラベル・マジオンを偲び、トランクスにその名を刻む。

123456R
オルティス
10
9
10
10
9
10
58
バルガス
9
10
9
9
10
9
56

リングアナはリングでなく別の場所でコールしている。

1R

ジャブを交換しあう両者だが
オルティスの方が積極的かつ硬質。
右ストレートや左ボディにも繋げる。
バルガスは慎重で様子見だが、後半まで耐えられるか。

オルティス10-9

2R

オルティスは本能的に攻撃的で
リングジェネラルシップを必ず握るところが素晴らしい。

バルガスはオルティスのボディを集中して攻める。
後半勝負を想定しているのだろう。

パンチが強く、余裕があるのはオルティスだが、顔面狙いで
バルガスのボディを受け流していたので

バルガス10-9

3R

今日のオルティスは丁寧で爆発的なところが控えめ。
世界挑戦目前の最終テストのような試合だが、やや固いか。
ダッキングするバルガスの頭を何度も右のオーバーハンドで叩く。

バルガスが下をせめて、オルティスは上を打つ。
バルガスは戦略的だが、パワー差がある。

オルティス10-9

4R

オルティスは全KOだが、ナチュラルパンチャーというより一発一発を強く打つタイプ。
中間距離で技術戦をしているが、オルティスの方が距離が遠く、バルガスに一発当てると一気にラッシュしていく。全部力んで重たいパンチだがやや大振り。バルガスは耐えたがかなり打ち込まれた。

オルティス10-9

5R

バルガスはオルティスのラッシュと疲れ、後半落ちるのを想定しているが
かなり打たれている。

オルティスはスタミナを使いそうな戦い方だが、22歳と若い。
バルガスのボディ攻撃を上手く捌いている。

オルティスのファイトはホセ・ラミレスに似ている。

バルガスがコツコツとインファイトでオルティスのボディを攻めていく。
作戦通りだしベテランの上手さがある。
しかし若いオルティスにダメージを与えるほどではない。

ややおまけで

バルデス10-9

実際はオルティスのフルマークだろう。

6R

デラホーヤもガラガラの会場で観戦してるが
こんなんが続くと、儲からないなぁという感じ。

バルガスがオルティスのボディに的を絞り懐に入って上手く応戦しているが
パワー差があり一発の威力が違う。

オルティスの武器は右ストレートだが、軌道が読みやすい。
五分だが、パワー差で

オルティス10-9

7R

バルガスがよく粘っており
ここまでは作戦通りだ。全KOで後半経験のないオルティスは落ちると。
果たして落ちるだろうか。

オルティスがポジションを変えながら強烈な一発からラッシュ。
バルガスはロープ際でタジタジ、フラフラ。ダウン宣告か。

オルティスは仕留めの作業。レフリーはストップのタイミングを図る。
オルティスのラッシュが続くところで、ゴング直前にレフリーストップ。

オルティス盤石のKOで16勝全KO

オルティスは確かに強いが、強震、力みが目立ち、若さとパワー、体力、勢い、自信で勝ち続けているようなファイトだ。

ホセ・ラミレスととてもよく似ている。

ナチュラルに身体が強いスペンスや、スピードやスキルが上のクロフォード、しなやかな天才、ジャロン・エニスなどにこのファイトが通用するかは疑問。

ある意味、黒人スリック系とは対照的なメキシカンファイト。

前座

セニエサ・エストラーダVSミランダ・アドキンス

女子の試合は無関心だが、フライ級の世界戦
エストラーダが怒涛のコンビネーションでアドキンスを開始7秒で失神ノックアウト。
女子の試合としては衝撃の結末。アドキンスもここまで5勝5KO無敗だったが、エストラーダが強すぎた。
しかしアドキンスは42歳だったんだな。危険だ。

モズリーJrは親父よりハンサムでフォームが似ているが、半分の火力もない。
お金持ちで育ったからだろうか。

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