
ウェルター級の世界ランカー対決は地元スペインのルジャラガが圧勝しました。どちらかというとブラッドリー・スキートの方がよく聞く名前で、アマ歴もあり、英国ホープとして
カーンはじめ、ビッグネームに絡んでいたので、筋のいいホープだろうとおもっていましたが、スペインのファイターのパワーが軽く凌駕しました。
https://www.youtube.com/watch?v=w5Cnjy4evO8
ブラッドリー・スキート
27勝12KO1敗
フランキー・ギャビンに判定負けのみ
カーマン・ルジャラガ
24勝19KO
ルジャラガはボクシングがあまり盛んとはいえないスペインの選手で、無敗とはいえあまり注目していなかったですが、米国デビューもKOで飾り、その勢い、力は本物である事を証明しました。
スキートという選手が痩せぎすの長身でパワーを感じさせないテクニシャンだったので、この手のタイプにウェルターの頂は厳しいと感じていましたが、ここまで圧勝するとはおもいませんでした。
ルジャラガはオーソドックスのファイター型で、ガードを固め重いフックやボディが主武器のプロっぽい選手。パワフルでタフそうです。最激戦区のウェルターの王座は厳しいとおもいますが、4団体のどれかを吸収してもおかしくない、欧州圏の最注目ウェルターに躍り出たとおもいます。
キコ・マルチネスの大型版か、何か足りないけどパワフルでエキサイティングな試合なのは間違いないです。
スペインでは今最も世界に近い最高のホープでしょう。