エロール・スペンスJrとタラス・シェレステュク

米国ロンドン五輪代表で一番期待値の高い男。
スパーリングではブローナーを倒しメイウェザーをも圧倒したとか・・・
メイウェザー一押しの弟分的立場で、自身最後といわれる9月の試合の前座に出すそうだ。

ポーターやサーマンとやらせたいようだが、ポーターにしてみれば弟分じゃなくて本人とやりたい、そりゃ当たり前だ。
ポーター、サーマンを囮に自分は誰とやるというのだろう?

エロール・スペンスJr、特に指摘すべき欠点がない。
強いていえばあまり足を使う方ではなく、アウトボクサーのようでいて短い距離の打ち合いがうまい。
スピードも超速いということはないがパンチの角度、タイミングが素晴らしく打ち合いが強い、安定感がある。
この戦い方だと自身より速い相手に対し未知数なところはある。

ジャマイカ系らしくマイク・マッカラムやニコラス・ウォータースのようにどこか飛びぬけた能力があるのだろうか、ここまでは盤石すぎる試合ぶり。

文句のつけようがないが、彼は今ホープのアミール・イマムなどを破って米国代表として戦ったが世界の舞台で金メダルとはいかなかったようだ。
キューバやロシア系の壁を敗れなかったよう。
特に、金のセリク・サピエフには2戦2敗。

そのくらいの天才ボクサーだったのだとすると、他にもスペンス以上に注目したい選手はいる。

タラス・シェレステュク
12勝8KO

ロマチェンコばかりが有名だがウクライナはロンドンで金2銀1銅2
村田が銀をとった世界選手権では実に金4つとトップの成績を誇る。
タラス・シェレステュクはセリク・サピエフにも勝って世界選手権金、五輪銅

スペンスと同じ階級でスペンスより常に上の成績を収めてきた。

そう考えると

スペンスはもう王者最有力のエリート扱いだが
自分的にはシェレステュクの方に注目し応援したくなる。

スペンスはポーター、サーマンにひょっとしたら勝ってしまう可能性も低くないが、まだそれだけのキャリアに達していないとおもう。
楽勝続きだが自分より速い、あるいは力強い選手との対戦を経てみないとまだ評価は固まらない。

メイウェザーの弟分が絶対王者を引き継ぐなんてつまらない。

断然シェレステュクを応援する。
(まだあまりプロ向きといえぬ気がするが)
でもプロでは一階級違うんだな。

https://www.youtube.com/watch?v=4PAtMwLrL4g

https://www.youtube.com/watch?v=1iKvoj7y-WM

https://www.youtube.com/watch?v=UGWCa1JYVxE

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