テレンス・クロフォードVSアミール・カーン LIVE 荒川VSベリンチク

いつもカーンに期待してしまうのはあのスピードでとばしにとばしてポカさえなければだ。クロフォードは究極の技巧派だが、一撃が怖いタイプではない。デボン・アレクサンダー戦のような戦いができるか、やはりカーンとクロフォードではクオリティが違いすぎるのか、墓穴だけはもう勘弁だ。

12345R
クロフォード
10
10
10
10
10
50
カーン
8
9
9
9
9
44

ここまで観てきてカーン、勝負になるのかな?トップランク鉄壁すぎます。クロフォードは鬼フィジカルのファイターじゃないけど。

1R

クロフォードはオーソドックス
体格は互角にみえる

クロフォードの方が足を使ってサークリング
パンチが交錯するとクロフォードの右でカーンが効いたところに左フックでカーンダウン。
その後クロフォードの右も食ってカーン足にきた。

カーン、序盤特に脆い。
カーンらしい。

クロフォード10-8

2R

技術、スピード的にはやれてそうなカーンだが
初回のポカを取り戻せるか。

遠距離だとカーンも結構やれてるが
パンチが交錯すると危うい。

カーンのいい右もあったけど、まだ足元が危うい。

クロフォード10-9

3R

カーンもっとジャブが欲しい。
スピードとアウトボクシングではやれてる。
なぜかカーンを応援している自分。

いつのまにかクロフォードサウスポー
サウスポー時の方がディフェンスは安定感がある。

いい攻防になってきたが、クロフォードの方が余裕がある。

クロフォード10-9

4R

サウスポーになるとカーンが攻めていけない
クロフォードも無理はしない。
やや膠着してきた。

スピードはいい感じでクロフォードに対抗出来てるが
クロフォードは余裕か、ボディ連打。
カーンはややガムシャラな感じ。

有効打はクロフォード、パワーもクロフォード
やけくそカーンのパンチも当たる

やっぱりカーンは打たれ脆さがみえる。

クロフォード10-9

5R

クロフォードの圧勝ペースだが
カーンのスピード、体格も過去のクロフォードとの相手とは違う感じもうける。

しかしカーンは打たれるとたじろいじゃうところがある。

カーンのうち終わりを狙い撃ちしていくクロフォード
いい打ち合いだが精度はクロフォード
クロフォードもウェルターでKOしたいのか少し強引。
パワフルになったとおもうけど。

カーンはもう必死。ハンドスピードだけはありクロフォードにも当たっている。
劣勢だけどよくやっている。

クロフォード10-9

6R

カーンのスピードはクロフォードに通用している。
しかし逃げ打ち、倍返しされるのを恐れた打ち方。
クロフォードはKOを狙っている。
クロフォードのローブロー。カーンは痛がる。
クロフォードのパワーに怯えている感じ。
結構露骨なローブローにカーン棄権

6ラウンドなので採点でクロフォードの勝利だろう。
アクシデンタルローブローだけどクロフォードのTKO勝ちだそうだ。

初回のダウンがなければ違った展開もあったかもしれない。
カーンのスピードも体格もなかなか見ごたえがあった。
足というか股関節にパンチを受けてもう無理と気持ちがキレたっぽい。

しかしクロフォードのパワーに怯えていたし効いていた。
再戦があるかもしれないが、この差は埋まらないだろうな。

ちょっと消化不良な終わり方。
クロフォードのローブローは故意ではないにしても深刻ではあった。
ローブローした方が余裕のTKO勝利ってのもなぁ。
ウェルター級としてパワー化してるのは感じた。

前座含め、トップランクの全勝かな。
個人的にはスペンスの方が好みだ。

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荒川仁人VSデニス・ベリンチク

ダニー・ガルシアVSアドリアン・グラナドス

カシメロVSエスピノサは恐らくメインの後なんだろう。
前座ではなくPBCのメイン。グラナドスが頑張っているがパワー差がある。互いにオーソドックスで距離もかみあっている。2回、ガルシアの左フックでグラナドスダウン、続く右スイングで再びダウン。当たれば破壊的。3回仕留めにかかるガルシアだがグラナドスのパンチも食う。パワー差がありガルシアの得意な展開。5回にもグラナドスが押し倒されてダウン宣告、それでも元気に立ってくる。グラナドスは本当に善戦マンだが、ウェルターで相手を効かすパワーがない。互角にやってるがパワー差だけガルシア。7回ガルシアの強打に劣勢なグラナドスをレフリーが止める。ガルシアはグラナドス程度のパワーは苦にせず自分のファイトが出来た感じだが、大味でトップレベルには当たらない気がする。テオフィモ・ロペスと同様、小さいのに異様にフィジカルとパワーがあるのだ。

フェリックス・ベルデホVSブライアン・バスケス

いつのまにか始まっていた。結構互角にやり合っている感じか。ややベルデホか。7回、バスケスが押しているようにもみえる。クロスファイトだろう。バスケスがいいのかベルデホがダメなのか。内山の相手ではバスケスが一番だったな。ベルデホも伸びやかなパンチを放つがバスケスは芯を外すディフェンスが巧み。途中からだがバスケスの方が上手くみえた。これでベルデホなら人気判定だろう。バスケスにもう少しパワーがあれば・・・ユナニマスでベルデホと出たが・・・バスケスはベルトラン戦も勝ちかけたが、こういう不遇を被る宿命なのだろう。決定力がないから。

フランク・ガラルサVSカルロス・アダメス

ガラルサはジャレット・ハード、イシェ・スミスに負けただけの実力者、アダメスは16勝13KOのトップランクのホープ。クロフォードのスパーリングパートナーも務めていた。アダメスはサウスポーだったっけ?サウスポーでパッとしないアダメスが右に戻す。
4回にアダメスの左フックでガラルサダウン。そこからの鋭いラッシュでレフリーストップ。正直に強いアダメス、サウスポーも試したりして有望だがウェルター~スーパーウェルター、チャンスは一度きりだろう。

ブランドン・フィゲロアVSヨンフレス・パレホ

PBC興行の前座、フィゲロアがしつこい手数で押しているがパレホもきれいなファイトで応戦。序盤はパレホの方がポイントをとっている。8回フィゲロアのしつこさにパレホが棄権して終了。苦戦だったがフィゲロアは見た目と違い荒っぽくてタフ。

アンディ・ルイズJrVSアレクサンダー・ディミトレンコ

内山君、ルイズはこれがPBC契約デビューだそうです。ジョセフ・パーカーに敗れた一敗だけ。ディミトレンコは2メートル超えの大きなヘビー級。王者級には通じてないが41勝4敗という見事なキャリア、36歳。圧倒はできなかったが、ルイズの激しい運動量にディミトレンコ陣営が棄権。

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