レジェンド ハッピーエンドは振り向かない/(孤独な猛獣)アーロン・プライヤー 2019年9月30日 スーパーライト級こそ最激戦区という持論だが、この男がいたならばケリはついているだろう。階級もわけもわからず見ていた時代のファイターだが、レナードよりもタイソンよりも一番強いと感じたのが彼だ。しかし、祝福されたレナードと違い、アーロンはアローン(孤独)だった。ハッピーエンドはなかった。... プクー
不完全ガイド 黄金の契約/MTKグローバル「GOLDEN CONTRACT」 2019年9月27日 WBSSではない新たなトーナメントとしてMTKグローバルが「GOLDEN CONTRACT」なるものを発表しました。MTKグローバルなる組織がどれだけのモノなのか謎ですが、HPをみるとかなりしっかりしています。... プクー
レジェンド 金色小惑星/(ゴールデン・ボーイ)オスカー・デ・ラ・ホーヤ 2019年9月25日 こちらもメイウェザーの記事と同じで、デ・ラ・ホーヤのバイオグラフィー的なものではありません。過去のライバルに触れたインタビューのみ、見つけたので紹介したかったのです。メイウェザーのようにそれは全て俺さみたいな事にはなっていないのでご安心を・・・... プクー
レジェンド 南カリフォルニアの風/ラファエル・ルエラス/ガブリエル・ルエラス 2019年9月24日 今日のボクシング界には兄弟のペアがよく見られる。スピンクス兄弟、ピーターソン兄弟、チャーロ兄弟、マグダレノ兄弟、そしてボクシング史上最も偉大なペアはクリチコ兄弟だろう。その背後に隠れて成功したペアにラファエルとガブリエル兄弟がいたのをご存知だろうか。... プクー
レジェンド It comes with the territory. ~それも仕事のうち~/フロイド・メイウェザーJr 2019年9月23日 レジェンド記事を書いていて、いつかは取り組まねばならぬ選手が彼であり、フリオ・セサール・チャベスなどもそうだが、今は気が進まない。覚悟が必要だから。特にメイウェザーの場合は偉大だが好みといえる選手ではない。果たしてピークのコンスタンチン・ジューや今のエロール・スペンスJrやテレンス・クロフォードをも軽く凌駕するほどの存... プクー
レジェンド 血のチョコレート/(シベリアンロッキー)ルスラン・プロボドニコフ Vol.2 2019年9月21日 「1ラウンド観ただけで好きになる要素がたっぷりのボクサーでした。」というコメントをfacebookでいただいた。ロシアの過酷な辺境から出てきた異形の怪物、プロボドニコフのファイトスタイルは、その真っすぐな人間性そのままだった。私はプロボドニコフはもちろん、彼と戦ったファイター達を尊敬する。... プクー
レジェンド 血のチョコレート/(シベリアンロッキー)ルスラン・プロボドニコフ Vol.1 2019年9月19日 ヘラジカの凍った生の肝臓がどんな味だか知ってますか? ロシアの血液浄化剤、それは血のチョコレート味です。美味しいです。 匠のあとは記録よりも記憶に残る、(シベリアンロッキー)ルスラン・プロボドニコフについて書いてみようとおもう。... プクー
レジェンド いつも心に太陽を/エマニュエル・オーガスツ 2019年9月19日 たまに読むと明るくなれるから再アップ。メイウェザーは彼が一番難敵だったと褒めたたえているんですね。 今日は開き直って誰も知らないシリーズ。最後まで読めばきっと明るくなれる、勇気をもらえる、そんな素晴らしいストーリー。いつも陽気でポジティブな名脇役のゲートキーパーがいるからこそボクシングは魅力的であり続ける。... プクー
レジェンド 砂漠の夢想家/Desert Storm(砂嵐)ティモシー・ブラッドリー 2019年9月13日 現役時代はボディビルダーのように筋肉質でありながら非力、けれど嵐のような躍動感とスピード、攻守の巧みさで極めて負けにくいトップファイターだったブラッドリー。どうやら彼は長い事ヴィーガン(菜食主義)であり、ドーピング行為の一掃を目指しオリンピック水準のドーピング検査を自主的に受けているほどの厳格者にして、表現豊かなインテ... プクー
レジェンド 名手、名将にあらず/ロニー・シールズ 2019年9月12日 選手に混じってトレーナーが何人か入っているレジェンドシリーズ、トレーナーの話ほどなるほどなとおもう言葉はありません。日本で浜田剛史と戦ったロニー・シールズはあれがアメリカなら勝ちだったかもしれない。しかし退屈なファイトだった。あれが強打の浜田に対抗する自分のベストだったのだ。 天才的なアスリートは、その余りある才能ゆえ... プクー
レジェンド 天才の行方/(Bible of Boxing=ボクシングの教科書)ウィルフレド・ベニテス 2019年9月5日 ウィルフレド・ベニテス(Wilfred Benitez、男性、1958年9月12日 - )は、プエルトリコの元プロボクサー。アメリカ合衆国ニューヨーク州生まれ。史上最年少(17歳6か月)で世界王座を獲得した、早熟の天才として知られる。スーパーライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級で3階級制覇を成し遂げた。... プクー
レジェンド 桃色無頼漢/(桃色の左)センサク・ムアンスリン 2019年9月3日 規格外のボクサー、ボクシングだけみると遅く、下手にみえるが、ムエタイで培った技術、トリッキーさ、そして無類のタフネスと超強打、懐の深さ、とにかく体格で劣る者にはムチャクチャやりにくそうなスタイル全開の王者といえよう。アッパーが強いのも恐ろしい。 アマチュアをみても、超エリートがタイ人に負けていたりムエタイのスターがその... プクー
レジェンド 野生のスイング/(ハンマーパンチ)藤猛(ポール・タケシ・藤井) 2019年9月2日 ここで残さねば誰が残すという人を取り上げます。とても短いですが・・・日本最強のパンチャーは、浜田剛か平仲明信か内山高志か。今は断然井上尚弥だが、この男で決まりまもしれない。... プクー
レジェンド 失われた2秒の影/(TNT=爆弾)メルドリック・テーラー Vol.2 2019年8月23日 サンダーVSライトニング、フィクション以上に劇的な試合となったこの名勝負、オールドファンには永遠のマスタークラシックだ。チャベスの連勝記録が遂にストップする瞬間。憶えている、決して忘れない。なぜあのような結末となったのか、そこには様々な伏線があった。... プクー