井上尚弥VSマーロン・タパレスの楽しみ方
WBC、WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 12回戦 スティーブン・フルトン対井上尚弥 WBC、WBO世界スーパーバンタム級新王者の井上尚弥(右)は試合後、WBAスーパー、IBF世界スーパーバンタム級王者のマーロン・タパレスと記念撮影=2023年7月25日20230725有明アリーナ

識者と言われる方々が大いに語っているので、こっちも無責任にボヤこうぞ。

井上尚弥の2階級・4団体統一戦を米識者3人が展望 タパレスの大番狂わせのチャンスは? 勝利後の次戦で対戦してほしい相手は?
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b7a70612f8473abb8dc50756191650aede4a848?page=1

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井上尚弥VSマーロン・タパレス

結論は同じですが、この試合が興味深いのは普通じゃ絶対勝てないと言われているタパレスがどんなファイトをしてくるかだ。

彼はパワーがあり、恐らく太っており(当日のリバウンド)勝てば人生が変わる。

先日のTJドヘニーVSジェフ・ラミドはアップセットだったが、当日ドヘニーは12キロ増量、ラミドは3キロ程度だったそうだ。その差実に9キロ、これは食ったらたまらない差だ。タパレスもズングリしているからなぁ。

タパレスは昔から日本でなじみがあり、山中のスパーリングパートナーを務めた過去があり、天才と言われたこともあるそうだ。才能はあるが、試合より減量が一番の敵といえそうなムラッけがある印象だ。

大森やプンルアンのボディを苦しそうにしていたり
岩佐戦でもダメージが顔に出ており
アップセットを起こしたムロジョン戦も最後はヘロヘロで逆転を凌いだ格好にみえた。

タパレスはダメージが表情や態度に出るタイプだ。
特に減量が敵だからスタミナ面でそれが顕著だ。
大振り強打で早く試合を終わらせたい選手だった。

そういう短所、特徴を井上戦では消してくるだろう。井上は強打と才能という自分の貯金でなんとか勝てそうな相手ではない。世界が注目している大一番、負けても大金が入るが勝てば人生が変わる、歴史に残る、パッキャオみたいな英雄になれる

そんな大舞台なのだ。

フルトンは、階級下の小さい奴だから勝てると本気でおもっていたふしがある。意気込み、試合の価値、重みがタパレスとは違う。

この試合を個人的には

手を抜くことを知らぬ天才(井上)
最近本気になった天才(タパレス)

という視点で楽しもうとおもっている。

けれど、しかし、マジで

タパレスVSグッドマンとか
タパレスVSネリとか

統一王者として、そういう防衛戦を一回でもクリアしてからにして欲しかったなぁ。

昔のタパレスが残っているのか
完全にグレードアップしたのか

わかんないからなぁ。

ムロジョン戦のタパレスを想定していいのかどうかもわからない。ああいうファイトをしてくるのか、変えてくるのか・・・

タパレスに苦戦しただけでも、一部の識者は井上の評価を下げるだろう。

今のタパレスを推しはかるデータが足りないのだ。

KO勝利した試合、勅使河原戦、スタイルが変わったムロジョン戦

などをみるとかなり怖い相手なんですけど、どうしても昔のタパレスを覚えているからもどかしい。

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コメント一覧
  1. 私は井上の相手ではタパレスが過去一怖い。フルトンはパワーがないから全然怖くなかった。タパレスは一撃失神KOを何度もやってるし、アフマダリエフ戦では技術も進化していた。別人のように。だからといって接戦になるとはおもっていない。一撃で終わる戦慄のKO勝負になるだろう。9は井上1タパレス。

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  2. タパレスに勝機があるとしたら、昔の君は何だったの?というくらいの大幅な進化しかないとおもうが、どこまで強くなるかわからない要素はある。

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  3. 井上が一番わかっているっぽいので心配してませんが、タパレスのパンチは一発も食ってはいけません。食うと勅使河原のように即失神してしまいます。

    岩佐もアフマダリエフも直撃を一発ももらわなかったから最後まで立っていられたのです。
    タパレスの怖さは一撃で相手を失神させる右フック、左スイング

    それだけです。

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    • これも適当なボヤキだよな。
      岩佐もMJも普通に危ないパンチは貰ってるし、勅使河原も止められた後即立ち上がってる。まともに試合見ないで語ってるのは、一部のスポーツ記者だけではないらしい

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      • 勅使河原氏
        「あの試合(タパレス戦)のことは、何にも覚えてないんです。映像で観ると、開始直後に右フックをもらい、それが効いてしまった。右フックが強いことは分かっていたんですが、入り際に合わせてくる印象だったんですよ。そこはケアしていたのですが、飛び込みざまの右フックはイメージになくて、モロにもらってしまいました。

        ずっと意識が飛んでて、気付いたら記者会見してました。自分は世界チャンピオンになるんだから、負けるわけないと思い込んでましたから、最初は「勝ったんだろうな」と思ってたんですよ。でも、意識が戻る前から勝手に喋ってる自分がいて。その自分は、負けたようなことをずっと話してるんです。そのうち、「なんで、俺こんなこと喋ってるんだろう。あれ、負けたのかな」と思い始めて。それで、会見後に、加藤トレーナーに「俺って負けたんですか?」と聞いたら、「負けたよ」と言われ、やっと本当に負けたんだと分かった。タパレスの印象すら全く残ってませんから、悔しいというよりも、「ボクシングが終わっちゃったな」という感じでした。」

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  4. タパレスのスパーリングパートナーはタパレスが勝つと言ってますね。めちゃくちゃ強い。自分のパンチは全然当たらないと。フェザー級の選手です。まぁ平凡な戦績の選手だったので差があるんだとおもいますが、タパレスはタパレスでめちゃくちゃ強いんでしょうね。

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  5. でも岩佐がパンチなかった。アフマダリエフの方が全然パワフルだったと言ってます。まともに食わなかったからかな?

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  6. タパレスは最近KO勝利ばかりです。負けも岩佐戦くらいであとはアンラッキーみたいなもの。潜在能力はかなりのもんです。下から上げてきた小柄な男なのにフェザー骨格のフルトンよりパワーがあると当たり前に言われてますし勅使河原は初回でほぼ記憶なしでしょ。怖い選手ですよ。

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  7. ドヘニーの体重そんなだったんですか。年寄りだし過酷な減量には敬意を表しますが。
    日本はリバウンド制限もドーピング検査もなく緩いですね。太!ってみえる選手はリバウンド幅が半端ないんでしょうね。比嘉もだから強かったのかな。

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