昨年驚いた無印ホープのプロクサ、アメリカやメキシコ、キューバなどのアマチュアトップホープではまぁ当然でしょと食傷気味の怠惰なマニアにとりそのボクシングは実にユニークでした。
がしかし元世界王者を華麗に破って迎えた欧州ミドル級タイトルマッチの初防衛戦でおもわぬ取りこぼしをしてしまいました。
相手は戦績はいいがわずか1KOというホープのホープ(わかりにくい)ですがそんなに非力にはみえません。
内容気になってましたが動画があったのでアップ。
うーん、バッティングで雑になってしまったのでしょう、能力の高さは相変わらずでほっとしました。勝ちでもいいんじゃ???
ポーランド人の彼ですが一体どこの誰に指導を受け、誰を意識したスタイルなのか、とってもフレキシブルでノーガードな天才君ボクシングを展開します。
ただ出血で勝負を焦りやや雑な攻撃でフィニッシュを狙ってしまったのだろう、コツコツとしつこいホープのパンチを浴びてしまいます。
やはりこのスタイルは魅力だが全てのパンチを見切り、かわし、自分だけやりたいようにやるのは不可能か。
昔の辰吉やナジーム・ハメドを思い起こさせます。
まぁ、引き分けか勝ちでもいいようなギリギリの敗戦でその能力は再確認できましたので変わらぬ注目を注ぎたいとおもいます。
ミドルとしての大きさや破壊力はやや足りませんし痛恨の一敗ではありますが最大級のホープとして追いかけていきます。
また殊勲のホープ選手、地味でも頑張る姿勢は好きです。
こういう人が結果を出すのかもしれません。