プロスペクト 公明正大/ゲナディ・ゴロフキンVSセルゲイ・デレビヤンチェンコ 2019年10月3日 空位のIBFミドル級王座をかけて10月5日に激突する両者。デレビヤンチェンコはダニエル・ジェイコブスに肉薄した実力者。カネロからの対戦オファーを蹴ってゴロフキンを選んだ。 対するゴロフキンはカネロに不可解な敗北を喫して以来ブランクを作りトレーナーや契約を変えて復帰戦をしたものの、これが本当の意味での復活だろう。... プクー
ライトフライ 夏の終わりのハーモニー/スペンス、ポーター、ベナビデス、ディレル、京口、久田、GGGとデレビヤンチェンコまで 2019年10月1日 伝えたいことがある、いやない。1記事にするまでもなさそうな事をまとめてザックリと。今週末、10月からいよいよボクシングの夏休みは終わりだ。... プクー
レジェンド 金色小惑星/(ゴールデン・ボーイ)オスカー・デ・ラ・ホーヤ 2019年9月25日 こちらもメイウェザーの記事と同じで、デ・ラ・ホーヤのバイオグラフィー的なものではありません。過去のライバルに触れたインタビューのみ、見つけたので紹介したかったのです。メイウェザーのようにそれは全て俺さみたいな事にはなっていないのでご安心を・・・... プクー
WBSS WBSSシーズン3 スーパーフライ級、ヘビー級、ミドル級、女子もね。 2019年9月20日 もうちょっとスケジュールや宣伝を何とかしてくれないともどかしいので、冷めているWBSSですが、シーズン3のリリースがあったので簡単に触れておきます。ふーん、という階級ですが、誰が出るねんという興味だけは尽きない。あくまで検討している階級だそうです。もうすっかりWBSSのサイトもみなくなって久しい。... プクー
ライトフライ 怪物前夜/拳四朗・ナバレッテ・ヘイニー他 2019年9月17日 先週も今週も3連休なのか、サラリーマンは案外休みが多いな、そしてやはり海外ボクシングは日本ではさっぱり人気がないなを感じる週末でしたが、いくつか確信できる試合などがあった。P4Pで議論するにはまだ早いけどちょっと並でない、なさそうなボクサーたちというテーマで記録。... プクー
レジェンド デビル/(死刑執行人/エイリアン)バーナード・ホプキンス 2019年8月30日 最初にお断りしておくと、これはバーナード・ハンフリー・ホプキンス・ジュニアに関する超入門編です。私にとって彼が最も偉大にして難解なファイターであり、今後も歴史や試合を振り返りながら何度も見直さなければ理解できない男。恐らく常人とは違う何かを知っている、手に入れた人間。... プクー
レジェンド 1000ユーロファイターの壊れた左拳/(Maravilla=驚異の男)セルジオ・マルチネス 2019年8月27日 セルジオ・ガブリエル・マルチネス、アルゼンチン人の域を超えたクールでインテリジェンスたっぷりなそのボクシングは、アルゼンチンの枠に収まらないほどの移動と苦労があったから培われたものだった。20歳を超えてからはじめたボクシング、天才が情熱を忘れず努力を重ねた果てに開花した異形の才能。... プクー
アンケート 100%オープン/ゲナディ・ゴロフキンVS村田諒太 2019年8月27日 個人的にはこの試合は実現するだろう。カネロ以外の選択肢としてはもっともお金が動く試合だから。しかし村田はジェフ・ホーンを、ゴロフキンはデレビヤンチェンコをクリアせねばならない。... プクー
レジェンド 限りなく透明に近いブラック/(ティト)フェリックス・トリニダード 2019年8月21日 フェリックス・トリニダードに関してはもっといい話題を取り上げたかったが、プエルトリコの英雄として賞賛する啓蒙的なものか、国債を買いまくって国が破綻し破産したという記事くらいしか探せなかった。あの素晴らしいファイトを記録する前に整理せねばならぬ問題がある。... プクー
レジェンド 悪魔を憐れむ歌/(El Torito=小さな牛)トニー・アヤラ・ジュニア 2019年8月6日 時にこういう無軌道で破天荒なファイターが生まれるのがボクシング、特にアメリカという土壌だが、彼はボクサーである前に犯罪者、アルコール、ヘロイン中毒者ではなかったか。その力を借りて超人たりえたのではないか、浮かれてもてはやすよりも更生が何より必要だった。こんな倫理は通用しないだろうが・・・... プクー
レジェンド 通じなかったメンチ切り/ウィリアム・ジョッピー 2019年8月6日 ウィリアム・ジョッピー、日本人初のミドル級王者、竹原慎二からベルトを奪い、引退に追い込んだ因縁の王者だが、憎きとか悪い印象は全くない。やはりミドル級の王座はすごいんだなと感じただけだ。そんなジョッピーが竹原の事を振り返っています。 あの試合を最後に引退した竹原と対照的に、2度の王座獲得を含め、長くしぶとく活躍することに... プクー
レジェンド クレイジーフィスト狂拳/(G-Man)ジェラルド・マクラレン 2019年8月5日 一番書きたいのに書けないのは、彼自身の言葉がない、インタビューできない状態だからだろうか。個人的ボクシング観戦史上最も残酷な試合がマクラレンVSベンであり、最も強打者同士の対決がマクラレンVSジャクソンだ。ジェラルド(G-Man)マクラレンの才能を惜しまぬ、運命を嘆かぬボクシングファンなどいない。... プクー
レジェンド 哀しき狂犬病/(ダーク・デストロイヤー)ナイジェル・ベン 2019年8月5日 怖くて観れない試合がある。ナイジェル・ベンVSジェラルド・マクラレン。 ジェラルド・マクラレンは恐らく史上最高のパンチャーで今のゴロフキン以上だろう。狂犬のようなベンが牙をむき、マクラレンは障害者となってしまったが、あまりに壮絶な試合で今ならベンのレフリーストップ負け、あるいは反則負けだろう。なぜレフリーは試合を止めな... プクー
レジェンド ジ・インビジブル・イップマン/ヘロール・グラハム 2019年8月5日 ブルースリーの師匠が「イップマン」なら、ナシーム・ハメドの師匠がこの「ヘロール・グラハム」だ。ハメド、ネルソン、ウィッター、ブルック、ハスキンス、バーネット、ジョシュ・ケリー・・・彼らに通じる、スタイリッシュでトリッキーなイギリス流、ブレンダン・イングルイズムの元祖といえるのがこのヘロール・グラハムだ。 彼こそ、まさし... プクー
レジェンド 撲殺の鷹(The Hawk)/ジュリアン・ジャクソン 2019年8月5日 今から30年近く前、当時は体系的なボクシングの知識はあったかなかったか、一番怖かったのはタイソンではなくジュリアン・ジャクソンだった。 この角刈り帽子のような恐ろしい黒人は何なんだ?バージン諸島?なんじゃそりゃ・・・ただのノックアウトアーティスト、ハードパンチャーの域を超えて、相手は皆失神か宇宙遊泳していた。ボクシング... プクー