伝えたいことがある、いやない。1記事にするまでもなさそうな事をまとめてザックリと。今週末、10月からいよいよボクシングの夏休みは終わりだ。
9月27日 ダニエル・デュボアVSエベネゼール・テテー
[st-card id=83331 ]デュボアは個人的に次期ヘビー級王者候補、ヒューリーやワイルダーをみているよりボクシングの基礎がしっかりしている。ライバルのネイサン・ゴーマンとの無敗対決を制し迎えるは謎の巨人。根拠なき自信だけはありそうなガーナのテテー。テテじゃないよテテーだよ。時々アフリカにはアイク・イベアブチのような怪物が出るからそれを期待しよう。たぶんテテーは違うとおもうが・・・
9月28日 エロール・スペンスJrVSショーン・ポーター
[st-card id=87894 ]牽制しあってなかなか実現しなかったウェルター級の2冠統一戦。とりあえずWBOのクロフォードを抜いて、ここで勝った方がウェルター級ナンバーワンでいいだろう。(統一戦に勝ったという意味で)無敗のスペンス支持の声が多いが識者はみんな僅差判定を予想している。レスラーのようなポーターのタフネス、体力がそれだけ凄まじいということだろう。不利を承知で立ち向かうポーターにはスペンス攻略への確信的な戦術と強い意志があるはずだ。そこが楽しみ。
デビッド・ベナビデスVSアンソニー・ディレル
[st-card id=61116 ] [st-card id=57995 ]WBCスーパーミドル級タイトルマッチ。元々ベナビデスのベルトだったのでベナビデスがオッズ有利だろう。ディレルをよくみると相当なテクニシャンでパンチも強いし体格もいい。スキルではディレルだとおもう。しかし兄貴のアンドレと同じで少し休む、横着し、攻撃が長く続かない。ロープに下がってやりくりするところがある。天才黒人アスリートタイプなんだけどスタミナと根性に疑問アリ。馬力、体力に勝る若いベナビデスが有利だろう。ベテランテクニシャンと若き破壊者の対決。
ロバート・ゲレロの復帰戦もある。(もうお腹いっぱいだけどゴーストだしなぁ)
昔のカネロみたいなジョーイ・スペンサーというホープも登場。
ホセシト・ロペスVSジョン・モリナという渋い試合もある。どっちがどっちだかわからなくなるゲートキーパー同士。
マリオ・バリオスVSバティール・アクメドフ
[st-card id=33129 ]最激戦区、スーパーライト級の全勝対決、空位のWBAタイトルマッチだそうだ。プログレイスはなんなんだ、スーパー王者なのかな。米国の大柄なバリオスか、アマの実績では上のロマチェンコスタイルのアクメドフか、ウズベキスタン久しぶりの世界王者誕生なるか。
10月1日 京口紘人VS久田哲也
これをちゃんと単独の記事にして書かないところがダメだなぁとおもうが書けない。久田の事を知らない。
13戦全勝(9KO)の京口に対し、久田は45戦34勝(20KO)9敗2分と3倍以上プロキャリア。46戦目の世界初挑戦は日本人最高キャリアかな、それなのに知らないなんて・・・
階級で一番とおもわれる拳四朗はとにかく最大の武器、ジャブを多用し距離とタイミングを計りながら正確な右に繋げナチュラルなノックアウトを連発しているのに対し、京口はKOを狙って力んでいる。だから逆にKOできないんじゃないかな。この階級でもフィジカルが強く頑丈そうな京口の強みは接近戦とボディだ。キャリアの久田がどんなスタイルの選手か知らないが、近距離でバチバチの打ち合いをしていては京口に勝てないとおもう。拳四朗のようなファイトができなくてもそれを意識したカウンターボクシングが得策だろう。
10月5日 ゲナディ・ゴロフキンVSセルゲイ・デレビヤンチェンコ
[st-card id=40991 ] [st-card id=74065 ]個人的な採点ではジェイコブスに勝っていたデレビヤンチェンコ。初回のダウンがなければ余計に・・・
そして、ジョナサン・バンクスにトレーナーを変えたゴロフキンはロールズ戦だけでは何も判断できない内容だった。ごつい拳で圧倒したが細かな部分は雑だった。
デレビヤンチェンコは王者級の実力者だが、これに負けたり苦戦するならゴロフキンの明らかなピークアウトだろう。不遇なデレビヤンチェンコだが、勝っても負けてもこの試合で大金ゲットなはず。だからやっぱりゴロフキンに勝って欲しい気持ちは変わらない。