裏メキシカン最強対決/ヒルベルト・ラミレスVSデビッド・ベナビデス

5月2日、井上尚弥VS中谷潤人一色ですが、マニア的にはこちらも気になります。ビッグマッチです。

どちらも、巨額マネーのカネロ戦をやりたかったけど、相手にされないので、減量苦からどんどん階級を上げて、本来の強さを発揮しています。

ヒルベルト・ラミレス

現WBAスーパー・WBO世界クルーザー級統一王者

48勝30KO1敗 34歳

ドミトリー・ビボル戦の敗北がなければ、静かに、誰にも注目されずに、メイウェザーの記録を超えていたかもしれない息の長いサウスポー。Sミドル世界王者、Lヘビー級は獲れず、クルーザーに駆け上がっていき2階級制覇しました。

昔はかなりイケメンでかっこいいなぁとおもってましたが、34歳でクルーザーに上げてからは、ややおっさん化してきました。左の技巧派で勝ち味が遅い、判定かジワジワ削っていくスタイルなので戦績の割には地味強扱いで大人気のスーパースターではないですが、カネロよりハンサムですよ。

クルーザー級に上げてからは減量苦から解放されたのか、判定続きではありますが、パワフルさは増しています。彼のキャリアも地味に、静かに、集大成といえるもので、キャリア最大の難敵、ビッグマッチかもしれません。

デビッド・ベナビデス

現WBAレギュラー・WBC世界ライトヘビー級統一王者。元WBC世界スーパーミドル級王者。世界2階級制覇王者。

31勝25KO

ずっと無敗で長いキャリアだが未だ29歳、今が全盛期かもしれない巨神兵のようなファイター。
私は彼のフィジカルの強さ、無限連打スタイルに恐れおののき、昔からヤバい奴と書いてきました。誰もやりたがらない、誰よりも強いんじゃないかと彼が20歳くらいの頃から感じていました。

体重超過や大麻など、キャリアを棒にふることもありましたが、やっぱり強くて、オレクサンドル・グボジク、デビッド・モレル、アンソニー・ヤーデを下してライトヘビー級統一王者に君臨しています。

もう

ドミトリー・ビボルかアルツール・ベテルビエフしかベナビデスを退治できる者はいないとおもっていましたが、彼らも年を取り、もう勝てないかもしれない、下の階級だったベナビデスが先にクルーザーに行ってしまいました。

しかしベナビデス、この巨神兵の強みは打ち合いです。デカいけど筋肉質ではなく、風車のように連打が出ます。手打ちのようでいて回転の速い高速連打と鬼フィジカル、これが実に厄介ですが、もう見飽きました。

これを封じるには、デビッド・モレルが一番肉薄しましたが、足とスピード、そして逃げるだけじゃなく果敢に打ち合う必要がありますが、スタイルが固まっているので攻略法はあるとおもいます。モレルが再戦すれば勝てるとおもいます。

この巨神兵を迎え撃つ王者のヒルベルト・ラミレスは若干ですが巨神兵より背が高く、肉体の厚みもクルーザー級でのキャリアもあり、集大成ともいえるビッグマッチに燃えているので、応援したいとおもいます。

ヒルベルト・ラミレスが無敵の巨神兵に初黒星をつける事に期待します。

勝機としてはフィジカルや圧力で上回り、サウスポーの技術でベナビデスを翻弄することです。クルーザー級のラミレスはパワーも感じます。

逆に負けるパターンとしてはプレッシャーをかけられ、高速連打に対応できない、スピードにやられるところです。もう34歳で50戦のキャリアなので、勤続疲労はあるだろう。

メキシカンの意地をかけたビッグマッチ、楽しみです。

クルーザー級としては激熱な試合です。

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