天才肌のサウスポーテイラーに対し、ビッグベアでの調整が不気味なマーティン。アベル・サンチェスは、マーティンをテリーノリス2世だと言っていた。マーティンも自分の方がスピードがあると言っていた。両者の言葉が本当ならばマーティンを推す。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | R | |
テイラー | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 0 | 0 | 60 |
マーティン | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 0 | 0 | 54 |
ぶっちゃけ、テイラーの実力はともかく、ライアン・マーティンがまだよくわかんないんですよね。
1R
テイラーには韓国語のようなタトゥーあり。
両者長身でそこに差はない。
様子見の初回。
探りを入れるテイラーの手数、スピードが速い
テイラー10-9
2R
不気味なほど手をださなかったマーティン
これが続くとやばい。
ほぼブロック、カバーリングはデキているマーティンだが
手が出ない。スピードが鍵といっていたが、そのスピードでテイラーに遅れている。
テイラー10-9
3R
マーティンは狙いすぎで手数少なく
プレッシャーもかけていないので
このままではポイントを失うばかり。
テイラーも圧倒的な攻勢、ダメージは奪えてないが
手数、積極性、上下の打ち分けでこのままだとフルマークだ。
テイラー10-9
4R
マーティンの積極性が少し出てきたが
ヘッドハンターで直線的であまり芸がない。
そろそろ試合が動くかな。
積極性と多動性でテイラーだが
まだまだクリーンヒットはない。
テイラー10-9
5R
強いていえばテイラーのスピードとボディが効果的か
前に出ているのはマーティンだが、テイラーはただ下がるのではなく
左右に動いてコントロールしている。
マーティンもまだダメージはなく逆転の可能性はあるが
テイラーをノーダメージで泳がすようなファイトをしてはいけない。
体力を削るようなファイトが出来ていない。
バランチェクなら傷ついても傷つけるだろうが・・・
テイラー10-9
6R
足を止めた打ち合いになってきた。
先手で攻め、上下にいいパンチを多く当てるのはテイラー
マーティンはどうしても効かせるカウンターが炸裂しないとずっと劣勢。
やはり事前予想通り、マーティンはまだキャリア不足、青いか。
テイラー10-9
7R
テイラーが攻めを増やしテンポをあげていく中で
マーティンが後頭部にパンチを受けダウン。
反則パンチをアピールするも、受け入れられることなく
そのままレフリーストップでテイラーのTKO勝利。
鍵といっていたスピードでテイラーに圧倒されて成す術なく敗退。
長身サウスポーにして
スピーディーでテンポの速いテイラー
上下の打ち分けも見事。
今日のボクシングが理想的だが
次のバランチェクにこのスタイルが通用すれば楽勝だろう。
体格もスピードも劣るバランチェクはガンガン戦争を仕掛けてくるに違いない。
このタフなスタイルマッチに勝利すれば、やっぱりスマートなこの男が優勝候補かもしれない。
しかし、ライアン・マーティンに色々足りないところがありすぎだっただけとも。
金を生む人気者がTKOで勝って
井上ほどのインパクトではないものの
ほっと胸をなでおろすWBSS
すっきりしないが、ドネアの勝ち上がりが
シーズン2最初のアップセットとなった。
それでは皆さん、おやすみなさい。
ベルチェルVSローマンの時間まで・・・
観戦できるかわかりませんが、すごい試合を期待しましょう。
前座ではビクトル・ポストルがユナニマスで勝利。しかし見逃しました。
ザック・パーカーVSダーレイ・ウィリアムスという無敗同士の対決はトップに程遠いレベルでしたが白人のパーカーが勝利しました。しかし黒人ウィリアムスが押しており、地元判定というか差別判定はありそうです。だからこそドネア、マーティンを応援したい。ジャッジはテイラー寄りになるぞ。マーティンがダビティみたいな戦い方をしたらマズイ。