世界では注目試合が目白押しだが、ついていくのが精いっぱい、かつてほどの情熱を失ったのはやはりコロナのせいかな、それどころじゃない日々が続く。そんな中、このあたりを楽しみにしている。
数々のニュースで、実現可能性は?だが、個人的に注目した話題、ブラジルや。
エスキバ・ファルカンVSゲナディ・ゴロフキン
ロンドン五輪、村田に敗れて銀メダルのファルカン(Falcao=ファルカオかなぁ)が8月にゴロフキン戦というニュース。恐らくIBFのランキングが一番高く、GGGにとってもファルカンにとってもスケジュールに問題がない程度で信ぴょう性は低い。世界選手権でも五輪でも村田に敗れているファルカンだが、五輪では減点がなければ勝っていたくらい接戦だったし、プロでは28勝20KOまでキャリアを伸ばしている。対戦相手の質は高いとは言えないが、苦戦らしきものもなく、挑戦の機会くらいはあっていい。
31歳、年齢的にも今がピークだろう。
村田との対戦も魅力だが、ファルカンがGGGにどこまでやれるかはいい指標にもなる。
村田は今年は試合をするのだろうか。
兄のヤマグチ・ファルカンが挫折してしまったので、弟のエスキバもそのあたりかと予想するが、とにかくミドル級に新たな風は必要だ。エリスランディ・ララはミドル級で豪快な初回KOで名乗りをあげてきた。もう高齢だが相変わらず若々しい。
カネロのいないミドル級、動きがあっていい。
ロブソン・コンセイソンVSオスカー・バルデス
[st-card id=11053 ]こんなニュースもあった。トップランク同士だろうか?
オスカー・バルデスは劇的なノックアウトでミゲル・べルチェルトに勝ち、スター街道まっしぐら。無敗のエディ・レイノソチームの副将格だから、ファイトマネーの期待できない、無名の実力者とはやらないとおもうが、前途多難ではある。シャクール・スティーブンソン、クリス・コルバートら、スリックな黒人ファイターがそのベルトを狙っている。相性も悪そうだ。
コンセイソンはリオ金メダリストでロマチェンコに勝ちかけた過去もあるトップアマだが、プロでは苦戦も多く、つかみどころのないファイトをする。16勝8KO。(Conceicao=コンセイカオかい?)
長身で手足が長く、やりにくさは相当だろう。彼自身も苦手タイプとあたると歯がゆい試合を演じるが。アマではバルデスに勝っている、五輪金のコンセイソン32歳にもそろそろチャンスがあっていい。
ちょっと気になる、ブラジルのファイターたちでした。