WBA世界ライト級レギュラー王者ジャーボンティー・デービス(米)=27戦全勝(25KO)=と、元WBC世界ライト級暫定王者で、IBF世界ライト級11位、WBC世界スーパーライト級7位にランクされるライアン・ガルシア(米)=23戦全勝(19KO)=が、136ポンドの契約体重で来年1月にラスベガスで戦う事で、基本契約に同意
とあるが、実現するかどうかは期待しないで静観しておこう。
だって、クロフォードVSスペンスも実現しなかったからね。
クロフォードの実力は認めるが、マッチメイクがいつもB面な気がする。勝ってきた相手は微妙に超一流、A面ではない気が少し・・・
決まらない以上、
クロフォードVSデビッド・アバネシャン
スペンスVSエイマンタス・スタニオニス
ではなく
クロフォードVSバージル・オルティス
スペンスVSジャロン・エニス
でしょ。
逆でもいいよ。
スペンスに至っては、「いつまでもこの階級を維持出来ない」と階級アップを示唆している。
なんだかなぁ~。
で、デービスとガルシアだが
このブログの読者も、みなの見解も、3階級制覇の世界王者デービスと無冠のガルシアなので、デービスが圧倒的に有利な予想だろう。
しかし、この両者は究極のスタイルマッチといえる。
デービスはパワーや踏み込みは凄まじいが、距離が近い小さなファイターであるのに対し、ガルシアは長い手足と切れ味で長距離を操るタイプだ。
わかりやすく言えば
マービン・ハグラーVSトーマス・ハーンズ
マイク・タイソンVSレノックス・ルイス
みたいな感じか。
世間の人気は無冠でもハンサム王子様なガルシアだろうが、上手い、強い、怖い、3拍子揃ったデービス有利は揺るがない。デービスには裁判と懲役(ひき逃げ)が控えているのかもしれない。
ライアン・ガルシアは、切れまくるジャブやストレートで手に負えないなと感じるが、結果的にはルーク・キャンベルにダウンを食らい、タフなエマニュエル・タゴエには無難な判定だ。直近でハビエル・フォルトゥナをKOしているが、体格差やピークの違いがあった。そもそも相手は怖い、イサック・クルスだったのが、フォルトゥナに変更になった。相性の悪い、やばそうな相手だと、中止か変更になる気がするのだ。アイドルだけに。
なので、切れまくる、ガルシアの遠距離が機能した時だけガルシアに勝機が、それ以外はかなり高い確率でデービスがノックアウト勝利
となるかなぁ。
それでも、意外とガルシアのボクシングを評価しちゃってる私ですが・・・
悔しいですが、リナレスあたりよりは既に強いでしょう。
さて、どうなる、決まりでいいの?
136契約って、何のタイトルもかかっていないのかな。
タイトルなんて意味がない。関係ないとう、ニュージェネレーションの王子様、ライアン・ガルシアの時代が来るのだろうか。それくらい、期待されている、デラホーヤ以来のボクシング界のアイドルが、本物の野獣に挑む。
らしい。