以前紹介したプロスペクト、トラメイン・ウィリアムスですが、メキシコのジェルマン・メラズという選手にフルマークで14勝5KOとしています。メラズという選手の戦績がすごくて58勝35KO46敗2分の31歳だそうです。今年だけで10戦もしています。3勝6敗1分、壊れないでくれ・・・
映像はまだ確認できませんが、3者100-89だったそうです。メラズさん、なぜ君は戦うのか?セコンドはなぜロマチェンコ(棄権)しないのか・・・
トラメイン・ウィリアムスの略歴はこちら
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スーパーバンタム級とフェザー級にクレジットされています。ウォードがプッシュしているようなのとアマチュア実績、この映像からしてもこういうのが本当の危険なランカーであり、王者たるものこういう選手とやりなさいと言いたくなるのですが
ミラクルな動きのわりにKO率は低いです。
圧巻KOも魅せるわりにKO自体は少ないのです。
これが、盲点であり、ファーマーと尾川じゃ尾川に勝ち目なしとおもっていても、やってみないとわからないところがあります。
日本で苦戦、不格好な試合をした事があっても、日本人はしっかり走って、練習し、減量も守り、コンディションを整える、試合で手を抜かないなどの美徳もあり、日本のキャリアは血となり骨となるのだ。(カマセ外人との試合除く)
尾川の戴冠で伊藤や内藤も色めきたったことだろう。
だから、こういう見た目にやばそうなボクサーも、やってみなけりゃわからないし、ファーマーみたく打ち破れるのかもしれません。
しかしこの男、アマではゲイリー・ラッセルにも、ラッセルの弟にも勝っているようだ。
確認できるアマ最後の試合は、あのアントニオ・ニエベスに勝利。
やっぱり侮れないな。
2017年は5試合消化、2018年も既に試合が決まっています。
出世を加速させているようです。
本当はウィリアムスの事だけ書くつもりでしたが、メラズの戦績がすごくて、ホープの踏み台で、フルマークであるのに最後まで戦っているのを知り、こっちに感情移入してしまいました。ラウシー・ウォーレンやパヤノ、ゲルボンタ・デービスなど、階級を超えて様々なホープの踏み台になっており、KO勝ちが多くKO負けが少ない。だから余計に身体が心配です。
エストラーダやオラシオ・ガルシア、亀3なんかともやってますな。エストラーダ以外は全部判定です。
本当は何級なんだ?健康を祈ります。