またも怪物性を感じさせるウズベキスタンの秘蔵ホープがデビューします。覚えるの大変ですよね。
ワールド・オブ・ボクシングは、国際的に傑出したアマチュアであったイスライル”ザ・ドリーム”マドリモフと独占的なプロ契約を結んだ。マドリモフは、11月24日にドミトリー・ビボルVSジャン・パスカルの前座でスーパーウェルター級契約でデビューします。
ビボルVSパスカル、WBAインターコンチネンタル・スーパーバンタム級王座戦、ムラドジャン・アフマダリエフVSアイザック・サラテはHBOで放映されます。マドリモフの対戦相手はウラジミール・エルナンデス(10勝7KO2敗)です。エルナンデスはここ3年負けなしで、無敗ホープのダニー・バルディビアに勝っています。
マドリモフ
「ビボルとアクマダリエフという仲間と同じカードでプロデビューができてうれしい。関係者に感謝します。私が誰に対しても通用することを証明します。世界王座を目指します。」マネージャー
「マドリモフはプロ向きスタイルの元トップアマです。プロになるために生まれてきたようなファイターです。」ウズベキスタン出身のマドリモフ(23歳)は、輝かしいアマチュアキャリアを終えました。2017年にはWSBで最高のボクサーと評価され、2011年の世界選手権、2013、2014、2018年のアジア五輪とアジア大会で銀メダルを獲得しました。
また、中央アジア、ウズベキスタンからの有望株です。
イスライル”ザ・ドリーム”マドリモフ
相手はリオ五輪ミドル級金メダリストのアーロン・ロペス(キューバ)です。
その他国際大会金ばかりの人です。そのロペスに2勝しているそうです。
ダニヤル・イエレウシノフには負けていますが、日本の鈴木康弘をTKOしている記録もあります。
まぁ、存分にやばい奴でしょう。
そしてもう一人
ムラドジャン・アフマダリエフ
リオ五輪ではバンタム級銅メダルですが、その他メダル多数。プロではスーパーバンタム級で4勝3KO、もうWBAインターコンチネンタル・スーパーバンタム級王座戦だそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=aVDgpMWIwjQ
余裕こいてノーガードでやってますが、判定です。
このあたり、今の世界王者よりもずっと上に君臨していたアマチュアといえますが、プロでやっていくには米国進出が必須です。そんなプロではスペンスやチャーロやハードといった、アマでは下だった米国人が王者なのです。環境、適正、チャンス、成長、様々な要因があってこういう状態ですが、いつか変わる日が来るのではないかと願っていたりします。
ウズベキスタン、最初にプロで結果を出すのは果たして誰になるのでしょうね。
適正階級とパワーが鍵になりそうです。