この試合は世界戦ではないんですが、ダルチニアン健在でボクシングマニアとして痛快なのであります。
バンタム級スーパー6での不遇と年齢、体格の限界、アンセルモ・モレノ、山中慎介に連敗と峠を越えたレイジングブルとみられていたであろうダルチニアン。相手は元アマチュア世界王者で無敗のプエルトリカン、25歳のホープです。
ビッグネーム、ダルチニアンを踏み台に一気に世界へ
という意図が見え見えの試合でした。
が、しかしダルチニアンの威嚇、威圧感は健在、見事アマチュアエリートの野望を砕きました。
新米王者の山中の価値も高まるとともにまだまだ猛者っぷりをみせてくれたダルチニアン。
バンタムまでならまだ世界に返り咲けるとおもいます。
アブナー・マレスあたりよりはずっと魅力的な選手です。
年だから?結果が出ないからってもう落ち目というわけじゃないだろう。
敗戦を糧に学び成長することもあるだろう。特にゴーストモレノや予想外にパンチがシャープで狡猾な山中に敗れ得たのもが絶対あっての勝利だとおもいます。
なんかやたらうれしいなぁ、こういうのは。
そして・・・まだまだ新米王者の山中ですが彼は先輩西岡や将来の打倒ドネアやリコンドーを期待できるほどスケールがあるんじゃねぇかと期待していたりもします。
まぁ打倒ドネアといっても西岡が果たせばそれがベストですが。
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