ライブ ジャレット・ハードVSジュリアン・ウィリアムス LIVE 2019年10月6日 自身をP4Pトップ5には入るとアピールするハードは光るアマチュアキャリアがなくアメリカで大成した珍しい選手、圧倒的なフィジカルと独自の技術で結果を出している。気持ちはわかるが認められるには圧勝が必要だ。対するウィリアムスは運とタイミングによっては王者になってもおかしくない逸材だが、チャーロ兄には圧倒的にボコられた。ミド... プクー
ライブ ジャーメル・チャーロVSホルヘ・コタ LIVE 2019年10月6日 トニー・ハリソンの負傷で変更された相手とのノンタイトル戦。ジャーメルは双子の兄、ジャモールに比べ、やや細くパワーよりも瞬発力寄りな特徴があるが、それでも井上尚弥ばりのインパクトある爆発力を魅せていたが米国ではこの兄弟はあまり人気・信用がないのであろうか、ハリソン戦は気の毒な採点だった。スピード任せでちょっとプロセスが強... プクー
ライブ アダム・コウナッキVSクリス・アレオラ LIVE他 2019年10月6日 アンディ・ルイスが世界王者になれるならコウナッキだって・・・という期待を込めてゆるりと観戦記録。クリス・アレオラはダメージが心配なベテランですが、何が何でも世界王者になりたいようだ。彼もメキシコ系だからアンディ・ルイスに続きたいのだろう。... プクー
ライブ バージル・オルティスVSアントニオ・オロスコ LIVE ロベイシー・ラミレスデビュー他 2019年10月6日 世界戦がないならこれを世界戦並みに楽しもう。パーフェクトレコードのプロスペクトオルティスもメキシコのオロスコもかなり有望な選手だがスーパーライト級、ウェルター級では世界王者になれずに終わる宿命の男たちかもしれない。今の層の厚さや先日のオバ・カーを書いて感じたこと・・・... プクー
ライブ ハイメ・ムンギアVSパトリック・アロティ他 LIVE 2019年10月6日 ムンギアのスーパーウェルター級最後の試合。結局スーパーウェルターではビッグマッチが一度もなかった。ミドル級に夢を託せる快勝となるのか、アロティが意地をみせるのか。... プクー
レジェンド 陰陽師/(アクション)ジョン・デビッド・ジャクソン 2019年10月4日 決して遠い過去の選手ではなくリアルタイムに存在した選手だが、あまり記憶にないのは試合を観る機会が少なかったからだ。30戦以上無敗で安定王者に君臨してはいたものの、なぜか情報が少なくあまりきちんと観たことがなかったのはバディ・マクガートと同じだ。 そういう日陰の天才、脚光を浴びることができなかった存在の方がいい指導者にな... プクー
レジェンド 魔法が解けるまで/The Beast (野獣)ジョン・ムガビ 2019年10月2日 ウガンダの独裁者、イディ・アミンは身長193センチの巨漢で東アフリカのボクシングヘビー級王者だった。岡村孝子の「あみん」は巡り巡ってこの「食人大統領」といわれたアミンから名付けられたものだ。 ボクシング界では、アミンよりもムガビが怖かった。25戦全KO。伝説のマービン・ハグラーが引き受けるまで誰もムガビに指一本触れよう... プクー
レジェンド 金色小惑星/(ゴールデン・ボーイ)オスカー・デ・ラ・ホーヤ 2019年9月25日 こちらもメイウェザーの記事と同じで、デ・ラ・ホーヤのバイオグラフィー的なものではありません。過去のライバルに触れたインタビューのみ、見つけたので紹介したかったのです。メイウェザーのようにそれは全て俺さみたいな事にはなっていないのでご安心を・・・... プクー
レジェンド ライト級の怪物/(シュガー)シェーン・モズリー 2019年9月24日 モズリーを総括するような記事を期待していたら御免なさい。ほんの一面にしか触れていません。 モズリーには「Best I Faced」もあるけれど、それはいつかにとっておこう。私が好きなシェーン・モズリーとは少し時代が違うから。デラホーヤやフェルナンド・バルガスに勝ち、大きなスーパースターにさえ、速いし強いしおまけに鉄のア... プクー
レジェンド It comes with the territory. ~それも仕事のうち~/フロイド・メイウェザーJr 2019年9月23日 レジェンド記事を書いていて、いつかは取り組まねばならぬ選手が彼であり、フリオ・セサール・チャベスなどもそうだが、今は気が進まない。覚悟が必要だから。特にメイウェザーの場合は偉大だが好みといえる選手ではない。果たしてピークのコンスタンチン・ジューや今のエロール・スペンスJrやテレンス・クロフォードをも軽く凌駕するほどの存... プクー
レジェンド 雲のうしろには太陽の光/(ウィンキー)ロナルド・ライト Vol.2 2019年9月19日 ロナルド・ライトは生涯地味、玄人受けの選手だったが、キャリア晩年以外にほとんど負けがない。敗北も際どいものが多くKO負けは一度もない。特別幼い時期からボクシングを始めたわけではなさそうなのに、あの匠の技はどこから手に入れたのだろう。... プクー
レジェンド 雲のうしろには太陽の光/(ウィンキー)ロナルド・ライト Vol.1 2019年9月19日 自分がボクシングをやるならこの男に学びたい。かつてこう書いた心の巨匠がロナルド(ウィンキー)ライトだ。彼が無残に打たれ、倒れるのをみた事がない。ディフェンスの達人として不人気で地味な立場に甘んじていたが、私には決して眠たいファイトスタイルではなかった。多くのレジェンドを紹介すると悲劇になることも多かったこのシリーズ、ロ... プクー
ライトフライ 怪物前夜/拳四朗・ナバレッテ・ヘイニー他 2019年9月17日 先週も今週も3連休なのか、サラリーマンは案外休みが多いな、そしてやはり海外ボクシングは日本ではさっぱり人気がないなを感じる週末でしたが、いくつか確信できる試合などがあった。P4Pで議論するにはまだ早いけどちょっと並でない、なさそうなボクサーたちというテーマで記録。... プクー
レジェンド 笑顔の少年の怒り/(アメリカンドリーム)エリスランディ・ララ Vol.3 2019年9月9日 個人が自由や未来を求めてはいけない国がある事実をどう捉えればいいのだろう。キューバの亡命戦士たちはそれぞれのストーリーを築きながら、いよいよキャリアの晩年を迎えている。彼らに続く若手はフィデル・カストロ亡き今も意外と少ない。オリンピックの金メダルを夢見て、キューバの青年たちは東京を目指しているのだろう。豊かな未来が来る... プクー
レジェンド 笑顔の少年の怒り/(アメリカンドリーム)エリスランディ・ララ Vol.2 2019年9月9日 もう一人の亡命者、エリスランディ・ララはスター渦巻く中量級の選手なので、金銭的には一番成功者といえるだろう。それでも守備的な判定勝ちはララにとっては勝利ではない。引き分けは敗北を意味する。... プクー