
昨日も見どころ満載の試合がありましたが、どこか既視感があるのでした。
シャクール・スティーブンソンVSテオフィモ・ロペス
戦前の予想通り、シャクールにクリーンヒットが当たらない。テオフィモも己を信じ、正攻法で最高峰の反射神経のファイトをしたが、それでも当たらず、コツコツ打ち返されて大差判定となった。
シャクールは相手が強いとこれをやる。踏み込まず、捌いて迎え撃つだけの塩試合、正直観ていて眠い。しかし鏡のようだったエドウィン・デ・ロス・サントス戦はもっと何も出来なかったはずだが、塩度合いの完成度をより高めてきた。
シャクールに太刀打ちできるのは、友達と言われるキーショーン・デービスや同じ特徴を持つリチャードソン・ヒッチンズ、まだ伸びしろのあるアブドゥラ・メイソンら黒人系だとおもうが、Sライト級も制した今、平岡アンデイVSアントワン・ラッセルの勝者、ウェルターを制したデビン・ヘイニー、減量がきついと言われるレイモンド・ムラタラ、相性のよさそうなダルトン・スミスらになっていくのかな。
フロイド・メイウェザーがナンバーワンだったのならば、現P4Pナンバーワンはこの人じゃないだろうか。
ウェルター級までいくだろうな。
バフラム・ムルタザリエフVSジョシュ・ケリー
アップセットとなったが、どちらの勝利でもおかしくない内容。ロシアのムルタザリエフにとってはネクストチャンスが遠い。
ムルタザリエフはティム・チュー戦の内容から怪物視されてきたが、スピードはなく試合枯れ、若くもない。未知数がたくさんあった。
この試合はいわば、内山高志VSジェスリル・コラレスと似ており、勝ったコラレスの方がいいファイターというわけでもないのだが、相性や戦術でこうなってしまう。ムルタザリエフは再戦できるんだろうか。
ブルース・キャリントンVSカルロス・カストロ
両者コンディションよくバチバチ打ち合った。井上のことをよく口にするキャリントンのピンチもあったが、やっぱりこの男は大きくて強い。スティーブン・フルトンよりも脅威だろう。
さすがに井上のパワーが圧倒的ともいえない階級といえそうだ。
しかしその時がくるまでに、フェザー級で実績を、あるいは王者同士で戦って少し整理しといて欲しいとおもう。未だラファエル・エスピノサが一強だ。
その他、ザンダー・ザヤスがSウェルター2冠とか、キーショーン・デービスやっぱり強いななどの試合がありましたが、想定内、予想通りではあります。
熱い一日でした。



