大晦日、内山、田口の対戦相手が決まりました。
予想通り、難敵とはとてもいえぬ、子供からお年寄りまで安心して新年を迎えられそうな予定調和となりそうです。
オリバー・フローレス(ニカラグア)
27勝17KO1敗2分
戦績はなかなかいいが、強豪、世界ランカーと戦ってきたわけではない。他のサイトでは27勝1敗と書かれているが2分も覚えておこう。なんでもない戦績の相手に2分である。
唯一の敗戦はメキシコのミゲル・ベルチェルトに初回KO負け。
せめてメキシコの国内選手権を3度制したトップアマ出身というベルチェルトあたりが相手なら納得だが、この人もコロンビアの伏兵、別のフローレス(ルイス・フローレス)にまさかの初回KO負けをしていることから超強豪というほどでもなさそうだ。
VSベルチェルトが非常に不鮮明な映像しかないので別の映像をみてみる
[youtube]https://youtu.be/Hy7vcsl-gj0[/youtube]特にこれといった特徴はない。技術でポイントをリードするほどでもない。
べた足だが上体をよく振り、サウスポーからのパンチはやや大振りで荒い。腰がひけているので下半身のパワーはあまりのっていない。
マイケル・ファレナス戦のような事故的なものがない限り、内山のKO勝ち、11度目の防衛は手堅いだろう。
ファレナスやジョムトーンの方がいいサウスポーだ。
ついでにベルチェルトが初回で負けた試合。
[youtube]https://youtu.be/L_VHweqFUkI[/youtube]田口の相手はルイス・デラロサという選手でどこかで聞いたことあるなとおもったら、かませとしてゾウ・シミンと戦った選手だな。まず安泰だろう。
八重樫や木村の挑戦の方が、相手が王者ということもあり数段ハイレベルな試合となりそうだ。
仕方ないが田口が戴冠した時、ランディ・ペタルコリンの名前を出していたので言った以上やって欲しかった。
ドキドキもなく、結果だけ知ればいいや、な年末になってしまった。