ブロンズアウト/張志磊VSデオンティ・ワイルダー 他

昨日は観戦できずハイライトを観ただけです。ビボルVSベテルビエフが消滅したので気持ちが萎えたのです。

張志磊VSデオンティ・ワイルダー

身長はワイルダーが2メートル超えも体重差は30キロあったそう。元々、ジョシュアもワイルダーも欠点の多いスーパーヘビー級の2代巨頭だったので結果に驚きはありませんが、その他ヘビー級もやれば立派に通用します。張志磊は41歳です。ボクサー人生の最後に頭角を現すことが出来てよかったです。スタミナに問題はありますが、技術もタイミングもたいしたものです。

しかし老雄同士の対戦ともいえ、今の若いヘビー級と戦ったらどちらにとっても厳しいのが現実ではないでしょうか。

ドミトリー・ビボルVSマリク・ジナード

ベテルビエフの代役相手ですがジナードという選手はここまで無敗の22勝16KO。リビアの選手は珍しい。しかしこの日のビボルはキレていました。やっぱり軽量級の教科書のような速くて正確なスタイルで6年ぶりのTKO防衛。フィジカル差がない、あるいは下の相手には盤石の強さです。

ダニエル・デュボアVSフィリップ・フルゴビッチ

無敗のプロスペクトではなくなってしまったデュボアですが、世界トップの実力を発揮しました。張志磊にも僅差で勝っている無敗のフルゴビッチですが、チャンスなく待たされ続けたのか、髪も伸びていつもの顔と違う印象、倒されることはなくとも自分より速いデュボアのパンチをたくさん浴びて流血のドクターストップとなりました。待たされすぎたのがいけない。この二人でもメインのデオンティ・ワイルダーには勝てていたのではないだろうか。

レイモンド・フォードVSニック・ボール

フェザー級で一番上手い、難敵とおもっていたフォードが初防衛も出来ずに負けてしまいましたが、内容はほぼ互角、ニック・ボールはレイ・バルガスとも引き分けているので、このへんの実力は団子状態なのだろう。

ニック・ボールは身長157センチとあり、ルイス・アルベルト・ロペスも163センチしかなく、180センチ近いレイ・バルガスやブランドン・フィゲロア、185センチもあるラファエル・エスピノザと小さすぎる対抗王者、極端です。

いずれにせよニック・ボールはかなりフィジカルの強い突貫スウォーマーでやりにくいですね。フォードは階級を上げるのだろう。上げても王者級の実力者だが怖さはない。

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